『ウリハッキョマダン』19

2022/9/12 08:57

【私にとってのウリハッキョマダン】

四方　晶子

「熱い思いをもって実行委員会に入り、毎年のウリハッキョマダンの開催に関わってきました！」と言いたいところですが(^_^;)、ちょっと違うのです。

実行委員会の事務局を担っている滋賀県人権教育研究会で仕事を始めてすぐに、今年のマダンの準備をしよう。という話になりました。みなさんはそれが当たり前という流れ。一方私は(@_@)？マダンって何?誰とやるの？これも仕事？で始まったウリハッキョマダンとのおつきあい。主に、ステージの仕事をさせてもらってきました。

何年もたつうちに、マダンを通じて新しく知り合いになった人たちや新しく知ったことが本当にたくさんあります。1年に一度会う人たち。たとえ知り合いでなくても、マダンの日に「ああ、今年も会えましたね。」と勝手に思っていたりしました。以前担任していた子の保護者さんにお店を出してもらったり、勤務校の学区にマダンに関係する方がおられることを知ったり、新しい関係ができることが楽しくなってきました。何より朝鮮学校の学校生活を知り、元気いっぱいがんばる子どもたちとの出会いにより、自分の生活の中に自分の担任している子どもたちだけでなく、朝鮮学校の子どもたちも存在するようになりました。それは、「どこで生まれ育っても、子どもたちの大切さは同じ。」という気持ちを大きくすることになりました。

私にとってのウリハッキョマダンは、子どもたちの存在を確認し、一緒にがんばる元気をもらう場なのです。さあ、今年も元気をもらいに出かけよう！

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