
事業の目的



子どもたちが、明日をできる社会をつくる。
NPO法人OIKOSは、大学生が創る子ども・若者の新しい居場所「ゆーすぽっと」を各地に増やしています。
「困っている」と言えない子どもたちへ
いま、学校や家庭以外に安心して通い続けられる場所がない子どもたちがいます。
- 困っていることを、うまく言葉にできない
- 大人に相談するほどではないと思っている
- けれど、心のどこかで誰かに気づいてほしい
そんな子どもたちに必要なのは、特別な支援の前に、
日常の中で安心して戻ってこられる場所です。
ゆーすぽっと ―― ご飯、遊び、勉強、何もしない時間も
ゆーすぽっとは、子どもたちがご飯を食べたり、遊んだり、勉強したり、何もしなかったりしながら、大学生と自然につながれるオフラインの居場所です。
大学生は、親でも先生でもない、少し年上の身近な存在です。評価する立場ではないからこそ、子どもたちがふと本音をこぼせる関係が生まれます。
目指すのは、一度きりのイベントではありません
- また来たいと思えること
- 「またね」と言える人がいること
- 自分はここにいていいと思えること
その小さな安心を、地域の中に継続的に増やしていくことが、OIKOSの事業の目的です。
これまでの活動



①東京大学のキャンパスで、子どもたちの居場所をつくっています。
東京大学の弥生キャンパス・本郷キャンパスを活用し、子どもたちに無料で食事を提供したあと、農業体験、勉強、外遊びなどを行う「ゆーすぽっと」を実施してきました。
大学だからできる、「世界が少し広がる」体験
子どもたちはただご飯を食べるだけではなく、大学生と一緒に遊び、話し、普段とは違う場所でのびのびと過ごします。
大学には、食堂、教室、広場、農場など、子どもたちの世界を少し広げられる資源があります。
そこに大学生の関わりが加わることで、子どもにとって、安心して戻ってこられる場が生まれています。
1回あたり平均約20人の子どもたちが参加
東京大学での実践では、これまでに複数回の活動を重ね、1回あたり平均で約20人の子どもたちが参加しています。
大学生ボランティアも継続的に関わり、子どもたちの名前を覚え、また会える関係をつくってきました。
大切にしているのは、関係が積み重なっていくこと
OIKOSが大切にしているのは、大きな成果を一度で出すことではありません。
- 子どもが「次も来たい」と思えること
- 大学生が「また会おう」と言えること
- その関係が、少しずつ積み重なっていくこと
②東京大学から、東京科学大学へ ―― 広がる「ゆーすぽっと」
OIKOSが目指しているのは、ひとつの拠点を運営し続けることではありません。大学生と大学資源を活かした居場所のかたちを、各地に広げていくことです。
設立から、複数大学への展開へ
東京大学での実践を起点に、現在は
- OIKOS東大
- OIKOS科学大
- OIKOS駒大
の3拠点が立ち上がり、それぞれの大学生たちが子どもたちとの居場所づくりに取り組み始めています。
「再現できる仕組み」をつくるという挑戦
各大学には、それぞれ異なる地域性・学生文化・周辺環境があります。
だからこそOIKOSは、どの大学でも安全に立ち上げ、継続できる型を整え、本部が伴走しながら各拠点を支えています。
- 立ち上げ時の関係機関調整・運営資料づくり
- 安全管理・個人情報管理・緊急時対応の基準整備
- 学生ボランティアの研修と引き継ぎの仕組み
- 拠点同士が学び合えるネットワーク
これらを整えることで、学生の熱意を、続けられる活動に変えていくことを私たちは目指しています。
居場所が「偶然」で決まる社会を変えるために
私たちは、子どもにとっての居場所を、偶然近くにあるかどうかで決まるものにしたくありません。
どの地域にも、安心して戻ってこられる場所がある。そこに、少し年上の大学生がいて、「またね」と言える関係がある。
その未来を、皆さまからのご寄付とともに、ひとつひとつの大学・ひとつひとつの地域に広げていきます。
これまでの事業成果



OIKOSがこれまでに積み重ねてきたこと
大学拠点の設立
- OIKOS東大 設立
- OIKOS科学大 設立
- OIKOS駒大 設立
数字で見る活動の広がり
- のべ参加者数:531人
- 参加した子どもたちの満足度:97%
(2026年5月時点)
ひとつひとつは、小さな数字かもしれません。けれど、その裏側には「また来たい」と思ってくれた子どもがいて、「また会おう」と言った大学生がいます。
この積み重ねを、これからも各地に広げていきます。
事業の必要経費



ご寄付は、「居場所を続ける」ために使わせていただきます。
OIKOSの活動には、子どもたちを迎えるための現場費だけでなく、学生主体でも安全に、継続的に居場所を運営するための仕組みづくりに費用が必要です。
ご寄付は、主に以下の用途に活用します。
1. 子どもたちを迎えるための現場費
食材、飲み物、お菓子、調理用品、遊び道具、文房具、救急用品など、子どもたちが安心して過ごすために必要な費用です。
2. 安全に活動を続けるための費用
保険料、緊急時対応の備品、衛生用品、個人情報管理、同意書や記録書類の整備などに使用します。
子どもに関わる活動だからこそ、安心と安全を支える裏側の仕組みが欠かせません。
3. 学生ボランティアと運営メンバーの研修費
子どもとの関わり方、安全管理、写真や個人情報の扱い、緊急時対応、地域機関との連携などを学ぶ研修に使用します。
学生の善意だけに頼らず、子どもたちにとって安心できる関わりをつくるための費用です。
4. 各拠点の立ち上げと継続を支える伴走費
新しい大学・地域でゆーすぽっとを立ち上げるための準備、関係機関との調整、運営資料の作成、会議、引き継ぎ支援、活動後の振り返りなどに使用します。
5. 活動を広げるための広報・事務局費
チラシ、SNS発信、活動報告、寄付者への報告、会計や通信費など、活動を継続するための基盤整備に使用します。
寄付で実現できることの目安
- 1,000円 … 子ども1人が、ゆーすぽっとで1回ご飯を食べ、安心して過ごせる時間を支えられます。
- 3,000円 … 子ども数人分の食事やおやつ、活動に必要な消耗品を用意できます。
- 10,000円 … 1回の活動で使う食材、遊び道具、文房具、衛生用品などの一部を支えられます。
- 30,000円 … 新しい拠点の立ち上げ準備や、学生向け研修、運営資料づくりを進められます。
- 100,000円 … 1つの拠点が継続して活動するための現場費、安全管理、研修、伴走支援を大きく前進させられます。
予算の目安
拠点規模別の年間活動費
- 大規模:年 600,000円
- 中規模:年 300,000円
- 小規模:年 150,000円
※拠点の規模と開催回数により変動します。
ご寄付の使い道について
ご寄付は、現場開催費・拠点の立ち上げ費・運営基盤の人件費を含めて、事業を継続し、全国に広げるために使わせていただきます。
目の前の一回の活動を増やすだけではありません。子どもたちが安心して通い続けられる居場所を、地域に残る仕組みとして育てる力として、大切に活用させていただきます。

