
事業の目的



学校に行けない子どもたちが、自分らしく安心して過ごせる「もうひとつの居場所」をつくること。それが、アスノルームの目的です。
いま、制度の枠からこぼれ落ち、家庭の中に閉じこもったまま孤立している子どもたちがいます。
私たちは、そうした子どもたちに向けて、少人数での学びや音楽活動、心を開ける関係性を届けています。
通える日もあれば、来られない日もある。
でも、「ここがあってよかった」と思える場所があることで、子どもたちは少しずつ前を向きはじめます。
いただいたご寄付は、教材や楽器、外出活動など、子どもたちの小さな一歩を支えるために大切に活用します。
これまでの活動



アスノルーム 2025年度(4月〜8月)活動まとめ
<見学・体験・入会状況>
見学家庭数:24家庭
体験人数:10人
入会:4月〜8月まで3名(小6・中2・中3)・9月からは7名に(小3が2名・小6が2名・中2が2名・中3が1名)
<活動の広がり>
【eスポーツ】
元プロゲーマーのXhanZ氏を講師として、eスポーツ体験イベントを5月〜8月に9回開催、延べ29人が参加
9月からは 週1回のアスノルームでの活動を入れた週2回の「eスポーツコース」 として正式に開講
【麻雀】
親子DE麻雀体験を4回開催、延べ11組の親子が参加
9月からは 月2回、小中高生対象「こども麻雀教室」 をNPO法人こども未来機構として開講
小中高麻雀リーグ戦FSMLプレ大会:8/12にMリーグで活躍するプロ雀士・日向藍子さんをゲストに迎え、島根県・沖縄県から高校生4名、磐田から小学4年生1名が参加。プロも交えて楽しい交流ができました
【音楽】
音楽レッスン(ギター・ドラム)を4月〜8月に延べ12人が参加
9月からは 月1回、ギター・ドラム・ボーカルの音楽レッスン をNPO法人こども未来機構として開講
【保護者向け活動】
月1回程度でアスノカタリバ(アスノカフェ)を開催。通信制高校卒業後の情報や、eスポーツプレイヤーを目指すために必要なことなど、ゲストによる講演を行いました
【その他】
外出支援:5月より浜松・掛川などへのお出かけも少しずつ実施
学校関係者との交流:夏休み期間中、磐田市・袋井市の小中学校5校から先生がアスノルームを訪問し、活動内容の紹介や学校現場の情報交換を行いました
これまでの事業成果



【子どもの参加意欲の向上】
「eスポーツ・麻雀をやりたい」という興味・意欲が、アスノルームでの活動参加につながった
自分から挑戦したいという気持ちを行動に移せるようになった
【主体性・自己表現の成長】
eスポーツや麻雀では、活動前の目標設定や終了後の振り返りを通して、考えて行動する力が育まれた
【多様な興味・関心の発見】
eスポーツ、麻雀、音楽など多彩なプログラムに参加し、自分の「好き」や「得意」を見つける機会が増加
【自信と成功体験の積み重ね】
部屋から出て、小さな成功体験の積み重ねが、「自分でもできる!」という自信につながった