私たちの取り組む課題
身近な自然で自然体験を!
~生きる力を与えてくれる大切な自然で思いきり遊ばせたい~
生きる力を与えてくれる自然から遠ざかってしまっている現代の子ども達とオトナたちを、再び自然に誘うため、2004年より、札幌市の西部に広がる手稲山麓の川や林を拠点に、地域の親子が身近な自然が豊かにあることを感じ楽しめるよう、生きもの探しや調査などの体験プログラムを企画・実施しています。森や川、生きものと人とのつながりを五感を通して感じられるよう、活動を展開中です。
1.自然体験活動
・川の生き物さがし
・コウモリさがし(コウモリナイト)
・野鳥・植物観察散策(バードウォーク)
・カエデ樹液採取とソリ遊び
・アイヌ文化体験
・森のトレイルづくり など
2.生物調査活動
・エゾアカガエル産卵調査(カエル卵ソン)
・河川底生生物調査
・野鳥調査 など
3.普及啓発活動
・地域の自然の紹介冊子・動画づくり
・自然学習会、講演会開催 など
4.地域活動との連携
・学習支援団体の自然体験活動支援
・コミュニティファーム活動 など
なぜこの課題に取り組むか
失われた身近な自然と子ども達の自由な時間
~親子で体験して、自然体験の入口に オトナも心の回復を~
自然体験は、豊かな人間性、自ら学び、自ら考える力などの生きる力の基盤、子どもの成長の糧として重要と言われています。しかし、都市化が進む中、私達の住む街からは自然環境がどんどん失われるとともに、子ども達の日常にはインターネットやゲームが入り込み、また学習塾や部活動等によって自由な時間が激減し、また地域コミュニティ力の低下から、身近な自然で体験する機会が殆ど失われてしまいました。
ただよくよく観察してみると、都市を流れる川や隣接する森には、まだ貴重な自然が残っていました。
この身近な自然で、親子で遊び、感じ、そして学ぶことで、生きる力を呼び覚まし、仲間と協力する楽しさを実感するとともに、より大きな自然に分け入ったり、地球環境を守っていこうというキッカケにもなっていきます。そのことは自らの人生を豊かにし、心のレジリエンスを強化し、また環境保全の担い手にもなっていけるに違いありません。
寄付金の使い道
ご協力頂きました寄付金は、活動を継続して行うための運営費や、普及啓発のための印刷物や動画制作、WebSiteやSNSの運営費として活用したいと考えています。
温かいご支援の程、よろしくお願い申し上げます。