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小さな美術スクール (Small Art School)

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ビジョン

カンボジアの暗黒時代と呼ばれたポル・ポト政権によって破壊された文化環境を復興させるため、条件悪く生きる子ども達に学ぶ機会と場所を提供し、食べて生きてゆける能力を育むことを目的としています。

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私たちの取り組む課題

[美術授業] 美術教育活動の対象生徒はカンボジア人の子ども達。スクールでの近隣の子ども対象の授業以外に、国内外の支援団体やNGOからの依頼で、現在2つのコミュニティーセンター、2つの養護施設、5つの公立小学校、国際NGO団体に属する子どもたち、(約400名)に年間約200回以上の美術授業を継続的に実施しております。(2020年2月現在)

 [日本語授業] 世界遺跡アンコールワットのある観光地シェムリアップでは、外国語が話せると将来の仕事のチャンスが広がります。そのため、近隣の子どもたちを対象に無料で月曜日から木曜日の週4回日本語授業を実施。

 [教育・生活支援・緑化活動等]

支援団体や個人の皆様からのご支援の一部は、美術・日本語生徒の奨学金、養護施設へのお米・調味料の配給、貧困家庭への生活支援、水不足の村へ井戸の建築支援などしております。

なぜこの課題に取り組むか

国を問わず、子ども時代はあらゆることに興味があり、「絵を描きたい」という思いも成長過程の自然な知的欲求の一つと考えますが、カンボジアの子ども達の多くはその自然な欲求を満たすことができません。学校教育科目に美術がないことも一つの要因ですが、多くの子ども達は生活困窮のため画材を自分で手に入れることが困難です。こうした貧しく生まれたが故に自己の能力を開発、発展させることができない子ども達の未来の扉が少しでも開けるよう、完全無料での授業を行うことにより、経済的に恵まれない子ども達も「表現する喜び」と「豊かな表現世界」を体験できる機会を提供できています。

絵を描く機会を得られたカンボジアの子ども達の作品は、純真で生命力に溢れ、表現する喜びに満ちており、カンボジアの文化、歴史、暮らしを良く表しています。こうした子ども達の持つ能力をより多くの世界の人たちに伝え、国際間の相互理解を計ることにつながっています。


2020年には活動13年目を迎え、継続して学び続けている生徒達は、国内外でも評価を得ています。その中から、7名の生徒は授業を支える美術教師となり、文化の光の当たらない農村部の子ども達への出張授業を行える程に美術教師としての力も成長しています。今後も個々の能力を伸ばし、彼らがカンボジアの次世代の美術教育者として育っております。また、この活動を通じて、文化の発達に寄与する人材の育成ができています。

地球の同じ時代を生きながら、国情の違いによって文化の光が当たらないカンボジア農村部の子ども達の実情を日本や他国の若い世代の人達に伝え、相互交流を深めて行き、日本の若者に取って同時代を生きる人たちへの理解に繋がっています。

寄付金の使い道

2008年からの継続した活動により人材が育ち、現在、学生の数人が美術教育者として村の小学校で美術授業をしています。学校運営及び美術教育の後継者が育ち、これからのカンボジアの芸術文化を発展させていく力につなげたいと考えます。 また、無料の学校運営が今後も継続できるよう、完全無料の経済的基盤を確立し、学びたくても、経済的・地理的理由から学ぶ機会を得られない子ども達の未来が開けるように活動を継続したい。


支援団体や個人の皆様からのご支援の一部は、美術・日本語生徒の奨学金、養護施設へのお米・調味料の配給、貧困家庭への生活支援、水不足の村へ井戸の建築支援などしております。


*小さな美術スクールは、2020年3月にカンボジア政府からNGO団体として認可されました「Wind of Art Organization」の活動として運営しております。

任意団体

小さな美術スクール (Small Art School)

https://www.smallartschool.org/

代表:笠原知子

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