私たちの取り組む課題
気候変動は毎年急激に加速し、
未曽有の台風や大火災で、
地球上では毎日100種類以上の生物が絶滅しているといわれています。
大量生産と大量消費を繰り返す一方で
食料危機を抱える国もあります。
わたしたちが普段何気なく食べているおいしい野菜や料理を、
孫やその子供たちの世代が口にできる保証はどこにもありません。
課題が山積みの「食」の世界ですが、
毎日の食卓は、地球規模の課題を作ることにも、
また、解決することにも、直結しています。
Slow Food Nipponは、
すべてのいのちと生態系が生き生きとあるための「おいしい」を、
味わい、考え、実践していくために、
日本中の草の根の活動が、国際的にネットワークしています。
なぜこの課題に取り組むか
“GOOD, CLEAN, FAIR food for all”
食べる人に美味しく、育てる人にやさしく、
地球を元気にする「おいしい」を未来世代に繋いでいくために、
スローフードは、以下の3本の柱を軸に、食を取り巻く様々な課題に世界160カ国以上で取組んでいます。
①生物多様性と文化の多様性を守ります (生産者支援)
②伝えること、ネットワーキングを続けます (教育・啓発・エンパワメント)
③自治体や企業、教育機関と協働します (政策提言とコンサルテーション)
日本では、
消滅の危機にある食材の保存:味の箱船
五感を使って食材を味わうことができる人材の養成:味わい教育
を中心にしたプロジェクトを行っています。
寄付金の使い道
頂いた寄付は上記プロジェクトの運営費や、新事業のための研究費として活用させていただきます。