私たちの取り組む課題
当団体は、教育・福祉・市民活動の境界を越え、多様な個人が主体的な学び・活動を通じた「リカバリー」(=その人らしい暮らしを主体的に求めるプロセス)の実現を目指しています。
個人の困難を社会構造の課題として捉える「障害の社会モデル」にもとづき、精神/発達障害など「生きづらさ」を抱える人たちの社会参画を推進しており、代表理事の土屋一登(双極性障害の当事者)をはじめ、様々な「生きづらさ」を抱える人たちが当団体の活動・運営に参画しています。
【活動内容】
●リカバリーの学校@くにたち(文部科学省委託事業)
文部科学省令和5〜8年度「学校卒業後における障害者の学びの支援推進事業」を受託し、「リカバリーの学校@くにたち」を主催しています。国立市公民館と連携し、ともに学ぶ「学習者」として出会いなおす学びの場は4年目を迎えます。今年度は、学習者が主体となって運営する「サロン『リカバリーの学校』」や「ダイバーシティサッカー」の場をコーディネートする「プレイフルコーディネーター研修」(協力:NPO法人ダイバーシティサッカー、一橋大学鈴木直文ゼミなど)、メンバー自身の「やってみたい」を形にする「学習者参画型講座プログラム」などを開催しています。
●高校内におけるインフォーマル・ノンフォーマルな学びの場づくり
2026年度より学校法人の委託を受け、高校生を対象に週1回のインフォーマル・ノンフォーマルな場をコーディネートしています。スクールソーシャルワーカーやユースワーカーなどと連携/協力し、高校生の主体的な学び/あそびの活動を校内に作る取り組みを行っています。
●哲学対話塾
「『懐かしさ』とは」「『祭り』とは」等のテーマを現象学の方法原理である「本質観取」の対話法で深める対話塾は、まもなく30回目を迎えます(2026年度時点)。本取り組みは、参加者だったメンバーが現在は担当者として運営を担っています。
●市民社会の哲学研究会(市民研)
近代市民社会の哲学者たちの原典講読を通じて、自身の暮らしや「わたし」「幸せ」について問いつづける参画会員のための学び・交流の場です。市民活動の土台となる「個人の問い」をともに深めていきます。
【メディア実績】
●社会教育総合誌『月刊社会教育』(No.842、2026年7月号)/コラム「障害者の学びの新たな展開」(千葉大学 大学院 教育学研究院 助教・橋田慈子さん)
https://www.junposha.com/book/b10171148.html
●情報誌『パラソル』(Vol.14、2025年2月発行)/地域の活動「リカバリーの学校@くにたち」
●ローカル求人サイト『国立人』
「国立でみつけた自由な生きかた」(代表インタビュー)
https://kunitachijin.com/article/sanayamaya/
●自治体専門誌『都政新報』(2024年5月14日号)
人権レポート「『リカバリーの学校@くにたち』という試み」
https://www.tosei-d.com/PB3830/000
●TBSラジオ『人権TODAY』(2024年3月23日)
「国立市で開かれた、ダイバーシティサッカーなどの「学びの場」(リカバリーの学校@くにたち)」
なぜこの課題に取り組むか
当団体は、精神/発達障害など「生きづらさ」を抱える人たちの「参画」の機会が足りないと考えています。そのような問題意識から、当団体では「生きづらさ」を「個人の問題」とせずに、社会構造の問題として捉える「障害の社会モデル」にもとづき、「生きづらさ」を抱える人たちの主体的な学びや活動、参画(=意思決定の場に参加し、その決定に影響を与える権限があること)の場をコーディネートしています。
支援金の使い道
頂いたご寄付は、当団体の活動・運営の土台を支えるサポートとして、交流実費(当団体の学びの場における茶菓子代等の実費)、新たな企画づくり、事務局運営/通信費用の一部に使用させていただきます。

