私たちの取り組む課題
一般社団法人眞山舎は、「『わたし』が幸せを感じられる暮らし」をテーマに掲げ、主に東京都国立市で活動をしていきます。
当団体代表理事・土屋一登は、双極性障害をもつ「生きづらさ」を抱える当事者であり、これまでしんどい時期もありました。
しかし、国立市に移住し、眞山舎を立ち上げてから「ここでなら、なんとか生きていけるかもしれない」と感じられるようになりました。
これにはさまざまな要因があると考えられますが、「ローカルNPO」の実践にヒントがあると考えています。
今後も多くのかたと協力し、助け合いながら、「『わたし』が幸せを感じられる暮らし」をテーマとし、「生きづらさ」を抱えるひとと共に「生きやすいまち」をつくることを主眼とし、活動を展開していきます。
なぜこの課題に取り組むか
眞山舎(さなやまや)の活動テーマは「『わたし』が幸せを感じられる暮らし」です。
ここで言う「わたし」とは、まずはじめにわたし自身のことです。そして、家族、友人、隣人等、個人一人ひとりの主語としての「わたし」です。
「わたし」という言葉に焦点を当てている理由は、「みんな」等の言葉により個人を一括りにすると、「わたし」という個性が集団の中に埋没してしまうからです。
また、「わたし」が集団のなかに埋没していくいうことは、「わたしの自由」・「わたしの幸せ」がないがしろになってしまうと考えています。
一人ひとりが「わたし」を取り戻し、まっすぐに向き合うことでこそ、他者の幸せを考えることができる。そのような思いから「わたし」という言葉を大切にしています。
また、「幸せ」を「手に入れる」のではなく、「感じられる」と表現していることにも意味があります。 「幸せ」という形のないものを得ようと必死になり、身や心を壊し、逆に幸せから遠のいてしまうこともあります。
「幸せを追いかける」のではなく、日々の暮らしの中で「幸せを感じられる状態になる」。 そのために「『わたし』はなにができるのか」。
このような問いをもちながら、「『わたし』が幸せを感じられる暮らし」を活動テーマに掲げています。
現在、当団体は、「キョウドウを生きる暮らし」を事業ビジョンに掲げる「リカバリーの学校@くにたち」や、「わたしの幸せ」と「よりよい社会」をつなげる「より善く生きる哲学の学校」など、複数の事業を行っています。
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