事業の目的
「Peace Academy」は、これからの社会をよりよくしようと行動するPeace Makerを育むための学びの場・コミュニティです。「自分を知り、世界を変える」を合言葉に、自己探究とプロジェクトメイキングに取り組むプログラムを用意しています。
【アカデミーの目標】
被爆地長崎ではじまるこの学校では、自分と社会の接点を見つけ出し、これからの世の中をよりよくしていくPeace Makerを育みます。
【アカデミーの特徴】
・長崎という地域性を活かしたプログラムを提供します。
・自己理解力や発想力、多様性を認め合う力など、様々な力を身につけるべく、多様な専門性やバックグラウンドを持つ講師陣とともにプログラムをすすめていきます。
・およそ3ヶ月間のプログラムでは、様々な講師のレクチャーを受けるだけでなく、振り返りのワークを挟みながら、最終課題で参加者独自のプログラムづくりに挑戦します。レクチャーを通じて得た学びを行動に繋げるまでを体感することで、Peace Makerとしての第一歩を後押しします。
・Academyを卒業後は、PLABコミュニティに加わることで、学び・つながりを継続することができます。また、参加希望者には、実践の機会としてPeace Tourの企画や運営にも参加する機会も用意しています。
これまでの活動
Peace Academy Vol.01※vol.01は終了
【期間・対象】
期間:2023年11月15日〜1月31日(毎週1回)
申込期間:10月21日〜11月10日
対象:U-30(長崎県在住者を優先)
申し込み人数:40名
参加費:無料
【vol,01 プログラム】
11月15日(水)オリエンテーション / ワーク①「自分の原点」(ファシリテーター:林田光弘)
11月22日(水)講義①「平和を仕事にする」(講師:住岡 健太)
11月29日(水)ワーク② 「ライフチャートをつくってみよう」(ファシリテーター:只熊ゆり)
12月09日(土)講義②「世界からみた広島・長崎」(講師:荊尾 遥)
12月13日(水)ワーク③ 「”平和学習”ってなに?」(ファシリテーター:林田光弘)
12月18日(月)講義③「紛争地、被災地に生きる人々の声~取材から見えてきたこと~」(講師:安田菜津紀)
2024年
1月10日(水)講義④「自分らしく表現すること」(講師:コムアイ)
1月17日(水)ワーク④「自分×社会でプロジェクトをつくる」(ファシリテーター:鳥巣智行)
1月24日(水)ワーク⑤ MYプロジェクトの発表会にむけたグループワーク
1月31日(水)卒業式 / MYプロジェクト発表会
※毎回19時スタート(12月9日のみ10時スタート)基本時間:講義は90-120分、ワークは3時間程度
◎講師プロフィール
住岡 健太
NPO法人 Peace Culture Village 専務理事。広島出身の被爆三世。20代にはアメリカ留学、アジア一人旅を経験し、社会起業プロジェクト”シブカサ”を立ち上げる。25歳で起業。第6回居酒屋甲子園にて準優勝をした事をキッカケに多業種のプロデュースを開始。 「平和をつくる仕事をつくる」をミッションに掲げるNPO法人PCVへ参画。2022年度44カ国1万7千名へプログラムを提供。グッドデザイン賞、若者力大賞、国際交流基金地球市民賞受賞
荊尾遥
広島県出身。これまでピースボート職員、南アフリカ国際民主主義選挙支援研究所(広島平和構築人材育成事業として)、在オランダ大使館で化学兵器禁止条約担当の専門調査員、国連アジア太平洋平和軍縮センター政務官、広島県地域政策局平和推進プロジェクト・チーム平和推進アドバイザー、国際機関「日本アセアンセンター」調査・分析クラスターコンサルタントなど国内外の国際機関で活動。
安田 菜津紀
認定NPO法人Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)フォトジャーナリスト。同団体の副代表。東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。
コムアイ
アーティスト。1992年、神奈川県生まれ。2012年、水曜日のカンパネラのメンバーとしてデビュー。21年に脱退。以降、音楽や身体表現のパフォーマンスを行う。パートナーの太田光海による、妊娠出産をテーマにした『『LaVie Cinématique 映画的人生』を制作中。
【ファシリテーター】
いずれも一般社団法人Peace Education Lab Nagasakiより
林田光弘(代表理事/長崎大学核兵器廃絶研究センター特任研究員)
鳥巣智行(理事/株式会社Better代表)
只熊ゆり(理事/長崎純心大学4年生)
これまでの事業成果
定員40名の枠を超える応募が全国からあった。vo.01に参加した40名のうち38名が卒業。高校生から社会人まで、長崎県内だけでなく広島や千葉など全国各地から参加があった。
事業の必要経費
◎Peace Academy運営費
講師謝礼:50万円
人件費:80万円
会場費:15万円
◎Peace Academyプロジェクト伴走費
プロジェクト支援:30万円