
事業の目的
頼れる親や家族がおらず、一人暮らしや孤立した環境で暮らす若者の中には、経済的な困窮や精神的なゆとりのなさから、日常的な食事がおろそかになり、心身の健康を崩してしまう人が少なくありません。
本事業は、「オフィスおかん」等の惣菜サブスクの活用(拠点での食卓提供)や、一人暮らしの元へ定期的に食品を届ける「勝手に冷食仕送り」を通じて、若者が手軽に栄養のある食事をとれる環境をつくることを目的にしています。
単なるフード支援にとどまらず、「いつも気にかけてくれている人がいる」「困ったら頼っていい」という実家のような温かい見守りと安心感を届ける取り組みです。
これまでの活動
【活動の現状とこれから】
「カップ麺」から「栄養と笑顔になれる温かい一食」へ
■ 現場で直面しているリアルな課題
現在、「ねっこ」の拠点に立ち寄るケアリーバー(施設退所者)や若者たちに、食料を渡す支援を行っています。
しかし現状は、予算の限られた中で用意できるカップラーメンなどの安価な食品や、企業・地域の方からいただいた寄付品の食品が中心です。
いただいた物資はもちろんありがたい存在ですが、一人暮らしの若者には「調理の手間がかかる」「好き嫌いやアレルギーがあって食べられない」といった難しさもあります。また、手軽に食べられるカップ麺ばかりでは、大切な若者たちの栄養面や健康がどうしても心配になります。
■ なぜ「冷凍食品・惣菜」なのか?
一人暮らしで精神的にも余裕がない若者にとって、「包丁を使わず、電子レンジで1食分が手軽に美味しく食べられる」冷凍食品や惣菜サブスクの仕組みは、最も現実的で効果的な食料支援です。
クール便で実家に届くような「勝手に冷食仕送り」
拠点に来ればいつでも栄養ある惣菜が食べられる環境
これらを定期的に届ける仕組みをつくることで、ただお腹を満たすだけでなく、「自分の健康を気遣ってくれる人がいる」という実家のような温かさを届けていきたいと考えています。
これまでの事業成果
【定量的な成果】
食料支援の提供回数(人数): 年間 50人 / 100食分
「勝手に冷食仕送り」発送件数: 年間 2回
継続的な見守り・関係性維持率: 食料支援をきっかけに定期連絡や相談が継続している割合
【定性的な成果】
健康面・生活習慣の改善: コンビニ弁当やカップ麺依存から脱却し、心身の不調を防ぐ。
孤立防止とセーフティネットの確立: 「困った時にSOSを出せる実家のような存在」ができることで、トラブルや生活破綻を未然に防止。
自己肯定感の向上: 「自分のことを心配して食べ物を送ってくれる人がいる」という実感の獲得。
事業の必要経費
①惣菜サブスク(オフィスおかん等)利用料・補充費: 月額利用料、食材代
②「勝手に冷食仕送り」購入・配送費: 冷凍食品・おかずセット代、クール便送料
③資材・通信費: 梱包箱代、見守りメッセージカード作成費・郵送料

