
事業の目的
「若者の”ねっこ”を育む『水やり』サポーター制度」事業の目的
この制度は、親を頼れず18歳で社会へ踏み出す若者や、制度の隙間で孤立する子どもたちを地域全体で支え、一人ひとりの人生の土台(ねっこ)を育てるための寄付プログラムです。私たちがこの事業を通じて目指す目的は、以下の3つに集約されます。
1. 社会的弱者をそのままにしない(切れ目ないセーフティネットの確立)
親を頼れず、助けを求めることもできずにひとりで痛みを抱え込んでしまう子どもや若者たちのSOSを見逃しません。いつでも駆け込める居場所の運営から、緊急時の保護・住まいのサポート、就労や生活の伴走まで、若者たちが孤立して追い詰められないためのセーフティネットを地域に築きます。
2. 多機能多世代型の拠点をつくる(地域で支え合う居場所づくり)
子どもからお年寄り、そして当事者や地域住民まで、多様な世代がごく自然に混ざり合い、ごはんを食べたり、笑い合ったりできる「地域の大きな実家」をつくります。一人ひとりが孤立せず、地域の中で人との温かいつながりを感じながら生きられる居場所を守り続けます。
3. 社会的養護経験者に「家庭」を届ける(いつでも帰れる場所の維持)
社会的養護を離れた若者たちには、私たちが当たり前のように持っている「頼れる実家」がありません。いつでも帰ってきて「ただいま」と言える場所、自分のルーツに寄り添ってもらえる安心感、そして「自分を気にかけてくれる大人がいる」という温もりを届けます。いくつになっても戻ってこれる「家庭」のような安心感こそが、若者が自分の足で未来を歩み出すための最大の力になると信じています。
これまでの活動
一般社団法人ねっこでは、孤立しがちな子どもや若者たちが安心して過ごせる「実家のような居場所」と、社会的養護を離れた若者たちのアフターケア事業を継続して開催してきました。
- ① 子どもの居場所活動「ねっこの日」
- 開催回数: 14回(月2回・水曜日定期開催)
- 参加人数: 延べ 88名
- ユース(社会的養護経験者等)参加: 延べ 21名
- 内容: アナログゲームやおやつを囲んだ世代間交流。社会的養護の当事者経験者がスタッフ・ボランティアとして参画し、居場所での役割と地域とのつながりを生み出しています。
- ② アフターケア事業所「ねっこ」ケアリーバーイベント
- 実施日数: 12日
- ユース(ケアリーバー当事者)参加: 延べ 24名
- 支援者・関係者参加: 延べ 46名
- 内容: 施設を退所した若者たちがいつでも帰ってこられる「実家機能」として、食事を囲みながら生活相談や交流ができる場を提供。
これまでの事業成果
継続的な開催により、孤立しがちな若者や子どもたちが安心できるサードプレイス(居場所)の定着。
退所後の若者がいつでも頼れる大人や仲間と出会い、孤独を防ぐセーフティネットの形成。
地域の福祉施設・企業等との連携による、地域ハブ機能の強化。
事業の必要経費
1. 居場所と若者シェルターの維持費・人件費
【対応する目的:1. 社会的弱者をそのままにしない / 3. 社会的養護経験者に「家庭」を】
- 拠点・シェルターの維持管理費: いつでも「ただいま」と帰ってこられる実家のような居場所や、行き場を失った若者が緊急時に身を寄せられる「若者シェルター」の家賃、光熱水費、Wi-Fi通信費、安全整備費。
- 現場を支える人件費(常勤2名・非常勤2名): 夜間や休日を問わず届くSOSを受け止め、居場所の運営や個別の生活・就労伴走、相談対応を365日途切れずに行うための専門スタッフ人件費。
2. 自立体験・居場所活動・ケアリーバーの交流経費
【対応する目的:2. 多機能多世代型の拠点をつくる / 3. 社会的養護経験者に「家庭」を】
- 子どもの居場所活動費(月5,000円〜): 月2回開催する「ねっこの日」などで、みんなで囲む温かい食事・食材費やおやつ代、アナログゲーム等の活動備品費。
- 単発の自立支援・交流イベント費(年2回想定・会場費等): 施設退所後の生活(自炊・家事・マネーリテラシーなど)をイメージできる体験ワークショップや宿泊合宿、地域との交流イベントの開催費用。
- ケアリーバーの誕生日会(月1回 30,000円): 頼れる実家がない若者たちを囲み、家族のような温もりと「生まれてきてくれてありがとう」という祝福を届ける月1回の温かいお祝い・食卓の費用。

