私たちの取り組む課題
リトマスとは
リトマスは、ファクトチェック専門のWEBメディアを運営している非営利型一般社団法人です。
2022年にスタートしたばかりの新しい団体ですが、大手メディア出身者ではない市民が作るメディアとして活動を続け、2023年8月には国際規格となる「IFCN認証」を取得。検証記事の質の高さや公平性、運営資金の透明性など、ファクトチェックメディアとしての信頼性が認められました。
大谷編集長を中心に、有志のメンバーが副業・ボランティアをベースに活動しており、現在、活動資金は全て個人からの寄付で賄っています。
なぜこの課題に取り組むか
【活動の意義】
私たちの活動の原点には、大谷編集長が2011年3月11日の東日本大震災の際に体験したことがあります。
Twitter(現X)上でさまざまな情報が飛び交い、身近な人たちの間に混乱が広がる中、なにか自分にできることはないか?
そう思って始めたのが、現在のリトマスにつながる「東北関東大震災に関するデマまとめ」(現在は「ネット上の情報検証まとめ」)での活動でした。
https://twitter.com/jishin_dema
現在、誤情報・偽情報の拡散によって引き起こされるさまざまな問題は、世界中で注目されつつあります。
また国内でも、誤情報・偽情報をきっかけに家族・友人とのトラブルにつながった事例が報道されています。
https://www.afpbb.com/articles/-/3278642
https://www.nhk.or.jp/minplus/0016/topic034.html
人によって異なる意見があることは当然で、むしろ健全な状態です。
しかし人によって、何が「事実」であるか?という認識があまりに異なっていると、議論が成り立たなくなり、そのうちに、会話すら難しくなってくるでしょう。
今、こうしたことがあちこちで起きているといえます。
ファクトチェックはあくまで「事実」の検証にフォーカスするものであり、「解釈」や「意見」にまで踏み込むことはありません。
ベースとなる「事実」をきちんと検証し、人々の健全な対話を促すための活動を、私たちは目指していきます。
寄付金の使い道
わたしたちは地道な活動を続け、少しずつ成果を出してきました。
頂いた寄付金の使い道は下記の通りです。
収支の状況は透明性をもって公開します。
・サイト維持運営諸経費
・編集・事務スタッフ手当
・取材費・資料費
・人材育成費
・プロモーション動画