事業の目的
選書委員会では、図書館で購入する本を選書し、実際に読み合い、検討しています。
近隣にあるオーテピア高知図書館の、児童図書選定支援コーナー(全点購入した1年間分の児童書新刊を閲覧できます。)を毎月訪ねて新刊を借りるほか、個人からの推薦本、寄贈本、各情報からの新書等、情報交換をしながら実際に読み合い、当館に置きたい本を決定します。
メンバーは理事、スタッフ、ボランティア15名ほどで、当館のある高知市外や県外に住む方も参加できるよう、選書リストはデジタルデータで共有し、選書検討会もオンラインと館内とのハイブリッドで開催しています。
また、4ヶ月に一度発行する会員向けのニューズレター「ほんとあそぶ」別紙「ほんとあそぶプラス」では、4ヶ月の間に開架された本の中から「おすすめの絵本」「おすすめの物語」「おすすめのその他のジャンル」25冊程度を選び、本の表紙画像と紹介文とともに案内しています。このブックリストも、選書委員会が担当し、発行しています。
これまでの活動
- 選書委員会(毎月1回)
選書委員会までに本を読み合い、購入する本を検討する。
- ほんとあそぶプラスの発行(4ヶ月に1回)
誌面で紹介する本の検討、決定
紹介文の原稿読み合わせ
これまでの事業成果
運営の基本的方針(抜粋)
2)本から広がる世界を、わかりやすくふさわしいことばで伝える本の選書に尽力します。
本はこどもにとって体験です。こどもたちの想像力を育むことばで綴られた本を、幅広く様々な観点から選書し提供します。
・新しく発行された児童書を実際に読むことで、今のこどもたちの感覚と、当館としておすすめしたい本の合致点を探り合いながら選書し、開架できている。
・選書委員一人ひとりが読み合い、月に一度集まって検討することで、全体的な選書のバランスが取れている。
事業の必要経費
当館の蔵書数は約20,000冊、開架図書は約15,000冊です。
2021年度の受入図書は686冊(うち購入数は211冊)で、受入図書の3分の2を寄付金から賄っています。
図書館の核となる図書購入費を安定して確保できることが課題です。