事業の目的
NPOが運営する図書館であり、その運営は個人や団体の会員による会費や寄付金、自主事業収入などに支えられています。運営資金づくりの
一環として、こどもの図書館オリジナルカレンダーを作成して販売をしています。
高知県在住の画家の織田信生さんはじめ、毎年12名の高知県にゆかりの作家の方々からご協力をいただいて、制作から販売、カレンダー原画の
原画展を行っています。
カレンダーを通じて、生き生きとした表現やアートの魅力を感じてほしい、そして高知こどもの図書館の活動をより多くの方々に知ってもら
いたいと願っています。
これまでの活動
2011年度にスタートしたオリジナルカレンダー制作事業は、以降毎年継続して取り組んできた活動です。
図書館移転後の2020年度に一旦休止となったものの、2021年度から再開。最新の2023年オリジナルカレンダーで11冊目となりました。
2014年からはその年のテーマを決めて作家さんに伝え、作品を寄せていただいています。すばらしい絵の中に、独自のイメージや切り口、
その作家さんならではの世界が描かれていて、毎年新鮮な感動をいただいています。
これまでのテーマを紹介します。
- 2014年…毎日うきうきカレンダー
- 2015年…おとぎばなし
- 2016年…旅
- 2017年…愉快な仲間
- 2018年…ほんと
- 2019年…おいしい?
- 2020年…おめでとう
- 2022年…わくわくドキドキ
- 2023年…なかよし
*これまでにご協力いただいた作家の皆さん(50音順・敬称略)
asakozirusi 石川由以 いのうえさとこ 小笠原まき 織田信生 梶原希美 甲藤征史 カミムラアキコ 国元佐恵 柴田ケイコ
ダイモンナオ 田島征三 田島征彦 とおちかあきこ 浪越篤彦 なかうちわか なかひらじゅんこ にしおゆき 西村繁男
檜垣文乃 松林誠 三本桂子 村岡マサヒロ ヤマガタハロカ 山口あゆみ 山崎道 ヤマモトダイゴ 渡辺水美
これまでの事業成果
カレンダーの販売収益は、貴重な自主事業収入として図書館運営を支えてくれています。
毎年カレンダー原画展には、図書館の利用者でない方々も多く来館してくれます。来館を機に利用者となってくれるなど、
本と人との新たな出会いが広がる場ともなっています。
カレンダー制作がきっかけとなって、こどもの図書館とつながりを続けてくださっている作家の方も多くいます。当館の
ちいさなギャラリー「あとりえほん」で作品展やワークショップを開催したり、原画を寄贈くださったり、また新刊本が
発行された際に送ってくださったりと、図書館運営への応援や大きな励ましをいただいています。
高知県ゆかりの画家、漫画家、イラストレーターの皆さんのご活躍を、これからも応援、発信し続けたいと思います。
事業の必要経費
カレンダー制作に協力してくださる作家の皆さんには、カレンダー用に写真撮影後も原画展終了まで原画や作品を預けていただいています。
図書館の活動や運営への支援について毎年快く賛同してくださり、この事業への協力をいただいていることに心より感謝しております。
- 作品賃借料
- 写真撮影料
- デザイン制作費
- 印刷製本費
- 通信運搬費、支払手数料等