私たちの取り組む課題
・当団体はこれまで、楽譜を必要とせず誰もが簡単に演奏できるアフリカ楽器を用い、ワークショップや演奏活動を通じて、
小さなお子様からお年寄り、障がいを抱えた方、多くの方々が皆で一緒にリズムを奏で、楽しむ姿を目の当たりにしてきました。
この活動を広め、音楽の力で人と人とが「つながる」場、世代間・人種間・障がいの有無を越えたコミュニケーションの大切さ、
楽しさを実感できる場を日本社会に創出していきます。
・また、これまでの「人と人のつながりを創る」活動を踏まえ、一人で食事をしたり家で満足な食事をとれない地域の子どもに
温かな食事を提供する場、そして誰もが気軽に集え交流できる場を作りたいと考え、団体の拠点である大田区にてこども食堂
(いちご食堂)を開催しています。
尚、この食堂ではアフリカの文化を学べるレクリエーション開催や紅茶などのアフリカからのフェアトレード食材を提供し、
アフリカと日本の架け橋となる場としても活用していきます。
なぜこの課題に取り組むか
昨今、「学歴社会」「ゆとり教育」という言葉が交錯して間もない時代を迎えています。
現日本社会において、戦後まもなく始まった義務教育のあり方においては転換期を迎えているのと同時に
新聞やニュースを賑わす時事の一つとして、凶悪な殺人事件、ストーカー問題、引きこもり問題など、
一昔前では、想像もできなかった時事が当たり前のように報道されるようになりました。
その一つの要因としては、インターネットを始め、便利になった世の中の弊害も少なからずあるように
見受けられます。
NPO法人一期JAMは、音楽の力を通して「コミュニケーション」という分野に焦点を
当て、コミュニケーション能力の開発や、創造を目指す団体です。
先に述べた通り、インターネットや携帯電話、TVゲームなどの普及により、
人と人のコミュニケーションに置いては、最小限で済まされる生活が私達の身の回りでは、
当たり前となってきました。
しかし、「他人と交流をしない」環境が、核家族化が進む現在の日本社会に置いては、
隣の隣人にのみならず、身内(家族)までもが疎遠になっている現状も確かに見受けられます。
他人を「慮る(おもんばかる)」「思いやる」「愛する」などの心を養うのは、人と人との触れあいの中でしか、
生まれてきません。
義務教育では教えきれない「コミュニケーション」という分野において、
音楽を通して、人と触れ合う事の大切さ、コミュニケーションを取る事の素晴らしさを
新たな観点から切り開き、日本社会を明るく元気にする事が目標です。
NPO法人一期JAMでは、人類の起源、そして音楽の起源でもある、アフリカ音楽、その中でも
西アフリカの伝統的打楽器「ジャンベ」をコミュニケーション開発の一つのツールとして活用してまいります
寄付金の使い道
・いちご(こども)食堂運営費用(食材、備品購入、会場費用等)
・楽器購入修繕費用(学校演奏、workshop等で使用)
・ホームページリニューアル費用
・事務所維持費用(家賃、通信費、光熱費など)
・いちごハウス維持費用家賃、通信費、光熱費など)
・国際交流イベント、workshopの実施費用(年に一度の多様性を認め合う音楽イベントの開催)
・楽器運搬費、移動費費用(学校演奏、workshop、こども食堂&ごみ拾い スタッフ交通費など)
・イベント、workshop等、宣伝広告費用
・多様性を認め合うシェアハウスの運営費用
・一期JAMアーティストの活動支援費用(ホームページ制作、YouTube編集費用等)
・フェアトレード事業推進費用(各国雑貨等商品化、展示会出展費用等)
ご寄付について
国内の活動支援に関するご寄付は、NPO法人一期JAMの公式サイトやシンカブルを通じて受け付けております。いちご食堂や音楽ワークショップなど、地域に根ざした活動を支えるためのご協力をお願いいたします。
一方、ギニアスマイルプロジェクトへのご寄付は、コングラントの専用ページにて承っています。アフリカ・ギニアでの活動に特化した支援を行いたい方は、以下のリンクからぜひご寄付ください:
- ギニアスマイルプロジェクト(コングラント): ギニアスマイルプロジェクトへの寄付はこちら https://congrant.com/project/ichigojam/13011