事業の目的
■孤食・第3の居場所
ここ10数年で、家庭のあり方は大きく変化しています。特に、両親が共働きである世帯の数は急増しています。
その中で、家で一人でご飯を食べたり、インスタント食品ばかりを食べたりしている子もいます。
そこで、私たちは子ども食堂の運営を行い、食事や学習サポート、遊びを地域の子どもやその家庭に提供をしています。
子どもたちが自由に来れる居場所づくりにも取り組んでいます。
家や学校でもない「第3の居場所」を作ることで、子どもたちの心の拠り所にもなります。
子ども同士や子どもとおとなで心温まることが出来るような場を目指しています。
■悩み相談ができるつながり
オンラインを利用した悩み相談を実施することで、学校や家庭で悩み相談が出来ず、悶々と困っている子どもたちの心をスッキリさせていきたいと考えています。
■生活支援
子どもたちが日々暮らす家庭が子どもたちにとって安心できる場であることも大切なことであると考えています。
そのため、食糧支援や日用品支援、文房具支援、生理用品支援などを行うことで、家庭の不安感の軽減を図っていきます。
また、季節に合わせた支援(進級おめでとう支援やクリスマス支援)を行うことで、子どもたちの気持ちも明るくしていきたいと考えています。
■体験活動
子ども時代の体験・経験活動の有無は自己肯定感の高さなどに影響することがわかっています。一方で、経済的理由によりそのような活動に参加することができない子どもも多くいます。そういった子どもたちに、施設見学や自然体験などの機会を提供します。
これまでの活動
・子ども食堂は月1回現在開催しています。
・オンライン相談には昨年、350件ほどの相談が寄せられており、現在は1,500人を超えるお子さんが友達登録しています。
・体験活動は年間2〜3回程度実施しており、参加者の費用負担なしで参加していただいています。
これまでの事業成果
若いお兄さん・お姉さんと遊ぶことも少ないため、食後の遊びもとても楽しんでいる様子がうかがえます。
事業の必要経費
・こども食堂で配布するお弁当や子どもたちの遊び道具などの購入費
・オンライン相談で相談員を行うスタッフの研修費
・生活支援を行うための物品購入費や配送費
・体験活動を行うための社会教育活動費
などが事業を実施するために必要になります。