私たちの取り組む課題
パレスチナでは、イスラエルによる抑圧や占領が続いています。封鎖と呼ばれる人、モノの移動が極端に制限される政策下に置かれているガザ地区では、医療物資の不足、人口の過密化、若者の貧困、施設の老朽化、電力の不足など社会インフラや、生存に関わるさまざまな問題が生じています。イスラエルからの空爆で、多くの人が命を起こす事態も起きています。奉仕団は、医療従事者や教員など様々な技術を持つ団員を現地に派遣し、実際に支援を行いながらパレスチナ問題の発信を行なっています。
なぜこの課題に取り組むか
北海道パレスチナ医療奉仕団は、パレスチナという地域に実際に訪れ、医療活動、教育支援を通してそこに暮らす人々と交流してきました。パレスチナ、パレスチナ問題と聞いて、どこか遠いところの話だと思う人がほとんどでしょう。もしかしたら聞いたことがないという人もいるかもしれません。しかし、そこで起きている人権侵害、占領の実態は、知らないからと見逃してよいものではありません。現地での活動を通してパレスチナの方々を直接支援すること。そして、その経験を日本での発信を通してより多くの人にパレスチナについて考えてもらうこと。現地と日本の両方で、今後も活動を続けていきます。
寄付金の使い道
北海道パレスチナ医療奉仕団の活動資金はすべて、ご支援いただいている皆様からの寄付金を用いています。奉仕団が毎年派遣する現地活動に係る費用、つながっている現地の難民キャンプや病院の運営資金に責任を持って充てさせていただきます。