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事業の目的
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ご無沙汰しております。
NPO法人ゲズントハイトの小林です。
いつも皆様の真心に支えられ、子供達の笑顔に救われています。
ご縁のある皆様
いつも見守ってくださる皆様
本当にどうもありがとうございます。
《お知らせ》
今年から2〜3ヶ月に一度、不定期ではありますが、当法人のフリーペーパー”フロイデ通信”を発行させていただきます。
一昨年までは毎月、欠かさず発行していたのですが、昨年は事業に専念していました。
おかげさまで集中ができたので今年1月から新規事業の立ち上げた後に、本紙も復活させようと決めて、ようやく、その目標に達しました。
フロイデ通信を通じて、当法人の活動とその結果、プロセスなど、知っていただき、ワクワクしていただけたら嬉しいです。
《子どもが営む駄菓子屋さんオープン!》
長年、この地域には、子供からシニア層の憩いの場となっていたお店がありました。
平野屋商店さんと言います。(略:平野屋さん)
平野屋さんでは、果物や野菜、日用雑貨の他、子供が喜ぶ駄菓子が置いてあり、その値段も安価で、100円玉1枚で、いくつかのお菓子が買える、子供にとっては夢のようなお店でした。
そんな素敵なお店が昨年12月に閉店。店主の平野さんに、お話を聞きに伺い、お願いをして、平野屋さんの商品棚などを無償で譲っていただき、当子ども食堂の施設内で駄菓子屋さんを復活させることにしました。
田舎だからこそ個人店さんの高齢化が進み、跡継ぎもなく。
子供達の居場所が、どんどん減っていくのは見ていて悲しかったので、我が家は、子供達がフラッと気軽に、立ち寄れる、拠り所になりたいので、平野屋さんの跡を継がせていただきました。
又、どうせ、やるなら・・・子供たちが楽しみながら経済やお金に触れられるような楽しい駄菓子屋さんにしようと計画し、私の娘(9歳)を責任者として店長に任命し、娘の名前を借りて”えるちゃん商店”を2025年1月6日より開店させることができました。
この開店までにも多くの皆様に応援していただき心から感謝いたします。
これまでの事業成果

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近所の小学校が終わった時間に娘が帰宅し、旗と看板を立てて営業スタートです。
初日からウワーッと、子供達が集まって、みんなでお菓子を選び、計算もして、お釣りを渡したり。
お菓子をワクワク選びながら、経営の実践の場としてもドキドキしながら、子供たちが皆、楽しんでくれている様子でした。
何人かの子供たちはお菓子というより、ご家庭の事情などで鍵っ子で、家に1人だったり、兄弟と過ごしているそうなので、ご家族の方が帰宅されるまで当施設にいても良いか相談しに来てくれる子達もいたので、ご家族の方同意の元、みんなで過ごしていました。
子ども食堂と併せて、駄菓子屋さんを開店させた成果としては、学校では習えない経済の学びの他、ひとりぼっちだと感じている子供たちにも寄り添えたり、「最近どう?」と声をかけられるチャンスをいただけることです。
もし出来ることなら、私のワガママですが、誰ひとりとして寂しい思いをしてほしくないのです。
駄菓子好き×古民家好きな大人たちも訪れてくださるので、当施設に来ていただければ大人も子供も顔見知りになり、地域の輪を花に例えるなら、ここから種を植え始めて、すくすく育ってもらえたら・・・と、想像するだけで希望に溢れる日々を私が過ごさせていただいているんです。
人様や世のために、と思いながら、結局は私自身が多くの幸福をいただいています。
温かい日々を与えてくださる皆様、本当にどうもありがとうございます。