事業の目的
発起人である小澤がフィリピン・セブ島で語学留学していた時の先生から
メッセージを受け取ったことからスタートしたこのプロジェクト。
セブ島北部の孤島で小学校教師となった彼女からの相談は、
「貧しくて文房具を揃えることができない生徒たちのために力を貸してくれないか」というものでした。
そこで、「日本の学校や会社、家庭で使われずに眠っている文房具を集めて届けに行こう!」
とENPITSU PROJECT第1弾がスタートしました!
これまでの活動
お届け先
学校名:ハグダン小学校(フィリピン・セブ島)
ハグダン小学校はセブ市内から車で3時間北上し、さらにボートで1時間乗ったキナーターカン島にあり、約800人の生徒が通っています。
2013年11月に直撃した台風で被害を受けたハグダン小学校では、校舎が飛ばされたため、教室の代わりにテントを張って、セブの強い日差しをしのぎ、滝のような大粒の雨が降る日は授業ができない日もありました。それでも生徒たちは笑顔で毎日登校していたそうです。
現在では新しい校舎が建ち適切な環境で授業ができていますが、生徒の中には文房具を十分に揃えることができない子どもたちが多くいます。また島から出たことがなく、島外の人はおろか外国人を見たことがない、流行を知らない日本という国を知らないという子どもたちがほとんどです。
文房具の募集
広告媒体:エコチル紙面掲載、北海道新聞掲載、北海道テレビCM・ニュース放送、Facebook
募集期間:2018年12月8日〜2019年2月28日(約2ヶ月間)
募集内容:鉛筆、消しゴム、色鉛筆(クレヨン)、ノート、運動靴、バッグなど
回収場所:全国約17カ所(北海道:アドバコム、HTB本社受付、その他道内児童施設10カ所、
大阪:荒木隆事務所、東京:イベント・レンジャーズ)
その他会社やチーム、学校内で呼びかけてくださった方々
集まった文房具
段ボール数: 224箱
寄付協力者数:個人2500名以上
企業5社
学校・児童施設12校
これまでの事業成果
実施概要
実施期間:2019年3月20日〜2019年3月23日(3泊4日)
メンバー:プロジェクトメンバー5名、先生2名 合計7名
プログラム:・ウェルカムスピーチ
・文房具寄贈セレモニー
・日本人先生による特別授業
・フリーアクティビティー
【特別授業について】
札幌市伏見小学校教論 斉藤 健一先生、札幌市立山鼻南小学校教論 高橋 浩史先生による特別授業を実施。
6年生22人のクラスを借りて、子ども環境情報誌「エコチル」英語版を使用して日本語の授業+算数の授業+折り紙の授業を英語で行う。(約45分間)
活動資金について
クラウドファンディング「Ready for」を利用
支援総額:40万円(目標金額:35万円、達成率:114%、支援者数16名)
募集期間:2019年3月4日〜2019年3月20日(17日間)
支援総額40万円、その他自己負担約120万円
※クラウドファンディングでご支援頂いた資金は、
・文房具発送費に32.2万円
・リターン品関連費に2.6万円
・Readyfor手数料51,840円
として使用。
※その他
・渡航費
・宿泊費
・活動費(会議費、印刷費、ブース出展費、備品購入費など)
等は各自己負担
【支援いただいた方へのお礼(リターン)について】
支援金額によって、活動報告ムービ、お礼メッセージ、島民手作りバッグ、マットレスを5月にお届け。
広報活動/メディア協力
・2018年12月6日〜8日開催「エコプロ2018」ブース出展
・2019年2月号 こども環境情報誌「エコチル」札幌版掲載
※札幌市内、道内178市町村の公立小学校に毎月57.5万部無料配布
・2019年2月「北海道テレビ」15秒CM放送
・2019年2月26日「北海道テレビ」夕方ニュース番組放送
・2019年2月22日、3月19日「北海道新聞」記事掲載
今回のハグダン小学校の子どもたちとの経験と感動を
ここで終わらせるのではなく、日本の子どもたちに伝え
何か少しでも海外・環境・教育のことを感じてもらうこと
また先生方や大人たちの心を動かしアクションを起こしてもらう
ことが使命だと実感しました
環境への意識改善、教育関係の国際交流を図りながら
ENPITSUの絆を強く太く
繋げていきたいと思っております