事業の目的
実際に地域を訪れて「読書環境の整備」や「読書に関するイベントお手伝い」をします。
「ぶっくぱーとなー事業」は、
読書活動・図書活動を新しく始めたい、
あるいはレベルアップしたいという道内の個人や団体、
図書施設や行政、教育関連団体などに、情報を提供したり、
活動プランの提案やレクチャーなどを実施します。
また、ワークショップの開催や、講演会講師などを務めることで、
図書イベントの協力や運営など、幅広くサポートしていきます。
これまでの活動
本会が行ってきた支援内容
・図書館が主催する図書まつりでのイベント(読み聞かせ・絵本の交換会・ビブリオバトル・読書会・絵本カバーを使った紙バッグ工作など)開催
・公民館などに図書コーナーを設置(120冊の本を無償提供し、使いやすい本棚づくりをご提案)
・学校図書館クリニック(学校図書館を訪問し、現状を確認したうえで改善点などをアドバイスする)
・「読書」や「道内の読書環境」に関する講演
・屋外での読書の場づくり(移動図書館車を使った本の貸し出し)
・書店員体験
・施設に適する本のリストを作成
など
例1)胆振地方の学校で学校図書館クリニック
胆振地本の学校から「学校図書館がうまく機能していない。なんとかしたいが何から手をつけたら良いのかわからない」と依頼を受け、
本会で「使えない図書の廃棄」と「魅力的な本棚づくり」をご提案させていただきました。
クリニック後、図書室の利用が増え、多くの生徒が本に触れる場所になりました。
例2)図書まつりでイベントを開催
後志地方の図書館から「なかなか図書館の利用につながらず悩んでいる。まずは知ってもらうきっかけを作りたい」とのご相談を受け、
図書館主催の図書まつりで「おはなし会」「絵本の交換会」「絵本カバーを使った紙バッグ講座」を開催しました。
最大来場者数40名との予想を上回る参加があり、図書館の雰囲気を知ってもらう良いイベントになりました。
これまでの事業成果
2008年以来、これまで支援した施設は約650施設(48市町村)になります。
今後も本と読書に関するワンストップ(総合窓口)として対応できるよう、シンクタンク機能や診断・アドバイス機能、さらには施設整備の実演や図書イベントのお手伝いまで、様々な機関との連携・連動しながら幅広い活動を展開しています。