事業の目的
吹田でフリースクール、子どもの居場所、親の会などを運営
学校以外の教育の選択肢として、子どもたちに教育機会の確保を実現するために立ち上げました。
元教師が集まって立ち上げたスクールなので、在籍校の学習のサポートから、多様な実技教科まで、「楽しみながら学べる」カリキュラムを、毎月用意しています。
- フリースクール
- 放課後学習サポート
- 演劇教育
- 子どもと大人が交流できるコミュニティづくり
- 親の会
- 子ども支援団体の集い場
地域と密着して運営しているので、地域にある資源に「つなげる」「つながる」を子どもや保護者に実現しています。
これまでの活動
フリースクール
- ボードゲーム教育
- 図工美術(立体に模様付け、布に模様付け、グラフィティでロゴデザインなど)
- 学び直し学習サポート
- 宿泊自然体験(兵庫県宍粟市のログハウス)
- 農業体験(地域や他市にある農場)
子ども支援関係者の集い
月に1度第3金曜日に実施。教師、議員、地域の企業、子ども支援団体、大学生などが集って、子どもたちの居場所づくりや、体験活動を企画し実施しています。
トイロ親の会
親が学び、家庭で実践できる対応を知る場を提供しています。
無料の教育相談
対面、ZOOM、LINEなど様々な形式で実施しています。
これまでの事業成果
フリースクール
教師時代の経験を活かすことで、子どもたちが楽しみながら学べるカリキュラムを実施することができました。
また、どの子でも通いやすいように、チケット制を可能にし、フリースクールの通い方を生徒が選べるようにできました。
- 休んだら次に回す。
- 別室登校と併用。
- 毎月通える頻度を調整。
- 月謝制は高いので通えない。
こんな不安が相談の中で多数出てきたので、解消できるように、経営方法を転換しました。
子ども支援関係者の集い
- トイロ生徒の泊行事で使用できる施設の無料使用。
- トイロ生徒への、給食提供に向けた子ども食堂との連携。
- 地域の企業と提携して、職場体験の受け入れ先確保。
- バザーの運営。
など、地域の方の支援や、企画の場を得られました。
トイロ親の会
- 家庭でできる性教育
- 成長イベントにかかる教育費と貯蓄の仕方
- 発達心理学
- 子どもへの声掛け
などの学びを、専門の講師を招いて、保護者に届けることができました。
無料の教育相談
6月に開校して、1ヶ月で全国から42件の相談を受けて、必要な機関や団体におつなぎすることができました。
事業の必要経費
経済的な理由で教育を受けられない状況を、大人たちでサポートしていく
- 賃貸料。
- 光熱費。
- ボードゲーム教育など、内容の充実した授業を展開するための教材費。
- シングル家庭や生活困窮家庭、ヤングケアラーへの奨学金。
- 施設使用料。
- 講師への謝金。
教室の維持費、子ども達の授業のために費用が必要となります。
1番は、「経済的な理由で教育を受けられない子どもたちに、教育を届けていく」ために寄付を募っています。
シングル家庭、生活困窮家庭、ヤングケアラーでありながら、学校に行けていない子ども達は、月謝を払えないことが多く、通いたくてもあきらめることが多いのが現状です。
その結果、家庭だけで問題を抱えるようになり、さらに事態が深刻化してしまうケースが非常に多いです。
そのような子どもたちのコミュニティや教育の機会を確保するために、独自の奨学金制度の実施を現在、進めています。
目安は、8000円のご寄付で、1人の生徒が1ヶ月4回の授業を受けることができます。