
事業の目的



本事業の目的は、ネパールの子どもたちが、自分たちの暮らす地域や自然環境を大切にする意識を育み、将来の地域環境を守る担い手として成長していくことを支えることです。
ネパールでは、都市部や地方部において、ごみの分別、収集、処分に関する課題が多く残されています。道路や河川、空き地にごみが散乱する状況は、生活環境や衛生環境だけでなく、子どもたちの学びや遊びの場にも影響を与えています。
NEPAYSは、サッカー活動の中で大切にしてきた「ルールを守る」「仲間と協力する」「使った場所をきれいにする」「用具を大切にする」という姿勢を、環境保全の学びへとつなげています。
子どもたちが、清掃活動や環境教育を通じて、自分たちの身近な環境に関心を持ち、小さな行動から地域を変えていく力を育むことを目指しています。
これまでの活動



NEPAYSは、国際スポーツ交流事業や現地でのサッカー活動の中で、子どもたちとともに清掃活動や環境意識の啓発に取り組んできました。
日本への招聘時には、日本のチームや指導者から、整理整頓、用具管理、時間を守ること、公共空間を清潔に使うことなどを学ぶ機会をつくってきました。サッカーの練習や大会参加を通じて、子どもたちはチームとして行動することに加え、自分たちが使う場所や道具を大切にする姿勢を身につけてきました。
また、日本滞在中の交流活動においては、清掃活動を行い、公共の場所をきれいに保つことの大切さを学ぶ機会も設けてきました。
ネパール現地においても、サッカー活動や地域活動の中で、グラウンド周辺や地域のごみ問題に目を向ける機会をつくってきました。子どもたちが、サッカーをする場所だけでなく、自分たちの暮らす地域そのものを大切にする意識を持てるよう、活動を広げています。
今後は、これまでの経験を土台に、子どもたちを対象とした環境教育ワークショップ、絵本や教材を活用した学び、ごみの分別や地域のごみ問題を考える活動へと発展させていきます。
これまでの事業成果
NEPAYSの環境保全事業は、サッカー活動を通じて子どもたちに育まれてきた規律や協力の意識を、地域や環境への関心につなげる役割を果たしてきました。
子どもたちは、日本での活動や交流を通じて、練習後の整理整頓、用具の管理、公共空間をきれいに使うこと、周囲の人に配慮して行動することの大切さを学んできました。こうした経験は、サッカーの場だけでなく、日常生活や地域活動にもつながる大切な学びとなっています。
また、清掃活動やごみ問題に触れる経験を通じて、子どもたちが自分たちの暮らす場所の環境に目を向けるきっかけが生まれています。
NEPAYSの活動は、環境問題を難しい知識として伝えるのではなく、子どもたちが実際に体を動かし、仲間と一緒に行動する中で学ぶことを大切にしています。そのため、環境保全を「誰かが行うもの」ではなく、「自分たちにもできる身近な行動」として理解するきっかけづくりにつながっています。
今後、環境教育ワークショップや地域の学校との連携を進めることで、子どもたちが家庭や地域へ学びを持ち帰り、地域全体の環境意識を高めていくことが期待されます。
事業の必要経費
皆さまからいただいたご支援は、主に以下の活動費として大切に活用します。
・清掃活動に必要な用具費
・ごみ袋、軍手、清掃備品等の購入費
・環境教育ワークショップの企画・運営費
・子ども向け環境教育教材、絵本、紙芝居等の制作費
・ごみの分別や地域の環境課題を学ぶための資料作成費
・現地学校、地域団体、行政との連携費
・活動場所への移動費、交通費
・通訳、翻訳、現地調整に関する費用
・活動記録、写真・動画撮影、報告資料作成費
・事業運営に必要な事務費

