私たちの取り組む課題



出会い・学び・集いの場「シュタイナーショップ」をつくる
オイリュトミーは、シュタイナー教育の根幹をなす教育芸術です。
シュタイナー教育とオイリュトミー。
身近に触れる機会はまだまだ少ないその内容と大切な要素を、身近に伝えられる場をつくります。
実際に見て聞いて触れ、感じ、集い、その小さな泉の流れが、私たちの生活をうるおす流れとなっていくような場、
それが、開設をめざすシュタイナーショップです。
オイリュトミーって何?
オイリュトミーの短い2分ほどの紹介動画です。どうぞご覧ください。
小さなスペースですが、協力者を得て、少人数の様々なワークショップを計画しています。
・幼児から小学生までの、シュタイナー教育の手仕事・算数・国語の学びを体験する
(子どもクラス、親子クラス)
・シュタイナーの思想やオイリュトミーに関する大人の勉強会、お話し会
・ライヤーを聴く会 体験する会(子ども・大人向け)
・オイリュトミーとシュタイナー教育関連書籍の販売 読書会
・手作りの絵葉書や、手仕事品の販売
・オイリュトミー関連品の販売
・コロナの時期の前から代表理事とはぐくまれた台湾のシュタイナー教育・オイリュトミー活動との交流地点
・人の心身と世界とのつながりに調和を取り戻すための生活に役立つ情報を伝える
なぜこの課題に取り組むか



代表理事のはたりえこは、1987年からずっとオイリュトミーの活動を続けてきました。
オイリュトミーを通して深く関わった学校づくり・幼稚園づくりは、多くの大変なことを通り抜けていく道でしたが、
そこにはいつも子どもの成長の姿があり、大人になっても自分を変えようとする大人たちとの協働がありました。
8年前、還暦を迎える時に学校の専従をやめ、より広範な世界で働くようになりました。
今、世界には、人同士の疎外と分断、気候変動、戦争、そしてコロナなど、地球規模の大きな問題が押し寄せています。自然界と人の生命力も弱まる一方です。でも、その中でも育つものがあり、よきことへの希望と努力も絶えません。
この数年は、台湾のシュタイナー学校で働くことを依頼され、台湾が仕事場の中心でした。知っているようで知らないことの多い台湾で暮らし、言葉を越えて子どもと大人とつながっていくかけがえのない時を重ねました。このつながりも大切に育み続けます。
しかし、近くても海外で働くことで、自分の生まれた国のことをあらためて感じ考えました。
日本で、伝えられることをもっと届けたいーあらためて、強く感じました。
昨年の11月に一時帰国した折に、ひとつの問いかけを受けました。「多摩川駅近くの店舗1階部分が空くので、借りないか?」と。住まいのすぐ近くです。思ってもみなかったことでした。計画も準備もなく、そんなことができるとも思わず、最初は自分ごとと感じなかったのですが...不思議にも心の内に促しを受け、考えを向けてみると...様々な力が集まって展開を始めたのです。
「シュタイナーショップ」をつくり、その空間に、つながりある人たちの経験知と力が注がれるようにとの希望が芽生え、計画となって動き始めました。
この希望と共鳴の輪は始まったばかり、小さく、力もまだ足りません。
まずはショップを立ち上げるために、みなさまのお力を心からお願いする次第です。
寄付金の使い道



※シュタイナーショップ開設のために必要な資金
物件賃貸保証金90万円 (敷金家賃1か月10万円6か月分 礼金3か月30万円)
内装設備費用150万円 (壁塗装代80万円 設備工事 70万円)
そのほか家具代など60万円
合計300万円
{準備スケジュール}
2025年4月~7月 設備内装工事着工 スタッフ決定 グッズ仕入れ、ワークショップ決定
8月 先行ワークショップ開始
9月 シュタイナーショップ オープン