事業の目的
虐待などの理由で親と一緒に暮らすことができない子どもたちを家庭的な環境の中で養育する「社会的養護」の場所(家)です。
2009年、国の制度としてファミリーホーム(小規模住居型児童養育事業)はスタートしました。家庭において適切な養育を受けることができない子どもを、18歳(措置延長で最大20歳)まで社会が公的な責任の下で育てる仕組みを「社会的養護」とよびます。「社会的養護」には児童養護施設や乳児院などで行う施設養護と、ファミリーホームや里親などの家庭養護があります。
わたしたちが運営するファミリーホーム「クロップハウス」は、さまざまな理由により保護された0歳〜18歳の子どもたちを受け入れています。深い心の傷を抱えた子どもたちを受け入れ、心のケアをしながら共に成長し、やがては子どもたちを社会に送りだすための自立を支援します。そして彼らが社会生活でうまくいかない時には、いつでも帰ることができる「家」でもあります。