継承センターに向けた準備が進んでいます
2025/8/8 17:00

被爆から80年を迎える今、証言や資料の継承は待ったなしの課題です。
私たち「ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会」では、被爆証言や被爆者運動資料を整理・保存し、次世代に手渡すための「継承センター」の設立を目指しています。
その準備の一環として、数ヶ所の施設や倉庫に分散していた被団協資料や、1985年に行なわれた「原爆被害者調査」などの膨大な、しかし貴重な一次資料を都内の一つの場所に集約する予定が見えてきています。
まだ詳細をすべて公表できる段階ではありませんが、この取り組みが将来的に「継承センター」の基盤となるような大切な一歩になると考えています。
まだすべての資料・文献を一ヶ所に集約できるまでには至りませんが、10月頃に資料の引越しが始められる見通しとなり、少しずつではありますが着実に前進している実感を持てています。
もちろん、膨大な資料があるからこそ簡単には進みませんが、「必要なときに適切に資料へアクセスできる状況」を整えていくことは、未来に記憶をつなぐうえで欠かせない作業です。
こうした一歩一歩の積み重ねを続けていけるのも、皆さまからのご支援があってこそです。
ぜひ今後もこのプロセスを共に支え、歩んでいただければ嬉しく思います。
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