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“今、残さなければ消えてしまう” 被爆証言継承プロジェクトを応援してくださるマンスリーサポーター100名募集!

寄付先

認定NPO法人 ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会

“今、残さなければ消えてしまう” 被爆証言継承プロジェクトを応援してくださるマンスリーサポーター100名募集!の画像

認定NPO法人 ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会

支援者数

11人

/ 100人

11%
  • 支援総額

    10,104円

  • 支援者数

    11人

  • 残り

    48日

  • 開始日

  • 終了日

継続寄付する

「あの日の記憶を、未来へつなぐために」

80年前、広島と長崎に投下された原爆は、数えきれない命と日常を奪いました。生き残った被爆者たちは、深い傷を抱えながらも「ふたたび被爆者をつくるな」と声を上げ続けてきました。しかし今、その声をあげられる人は次第に少なくなり、記憶も風化の危機にさらされています。

私たちは、被爆者の証言と闘いの歴史を「人類の記憶遺産」として残し、継承する活動を続けていきます。

この大切な記憶を、次の世代へ託すために。どうか私たちとともに、この歴史を未来に伝える一員になってください。

【募集概要】

◆主催:認定NPO法人ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会

◆期間:2025年6月23日(月)〜8月15日(金)

◆目標:マンスリーサポーター100人

◆寄付金の使途:資料収集や整理・保存、資料のデジタル化・アーカイブス構築、オンライン・ミュージアムやデジタル・アーカイブスの活用普及、それらを利用する研究会やセミナー開催、全国被爆証言マップの拡充、普及のための冊子や映像制作、人件費等々の資金として使わせていただきます。

ストーリー

広島・長崎への原爆投下から80年核兵器のない世界をめざす今、必要なのは「継承」

広島・長崎への原爆投下から80年、人間として生きることも死ぬことも許されなかった被爆者たちが、その生き地獄の底から「ふたたび被爆者をつくるな」と日本被団協のもとに立ち上がって69年。しかし、世界にはいまだに1万2,000発以上の核弾頭が存在し、核の脅しがおこなわれる現実があります。今を生きる私たちは皆、核戦争の被害者にも加害者にもなり得る当事者なのです。

核兵器禁止条約が2017年に成立、2021年に発効、2024年には日本被団協がノーベル平和賞を受賞し、「核兵器のない世界」をめざす国際世論がいま新たな高まりを示しています。しかし一方で、核兵器のない世界へのたたかいを続けてきた被爆者の方たちが、次第に少なくなってきているのも現実です。人類の宝物ともいうべきその資料を未来に残す遺産として継承していくことは、私たち、被爆者とともに今を生きる人間の、歴史に対する責務であり、私たち一人ひとりが継承の当事者でなければなりません。

核兵器は人類と決して共存できない絶対悪であることを、身をもって示し続けた被爆者たち、そして日本被団協。その足跡を未来永劫に残し、ノーモア・ヒバクシャの志を受け継がなければなりません。原爆被害の責任を曖昧にするような動きに抗い、核兵器を世界からなくすために、多くの皆さんと一緒に取り組むべき課題だと考えます。

戦後80年の今、語り継がれてきた証言や記憶が消え去ろうとしている危機

1956年8月の日本被団協結成以来、被爆者たちは人間として生きることも死ぬことも許されなかった原爆被爆を証言、被害の実相を究明・普及し、核兵器の廃絶、原爆被害の国家補償を求めるたたかいを通して「ノーモア・ヒバクシャ、ノーモア・ウォー」の願いを訴えてきました。

ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会は日本被団協と連帯し、原爆が人間にもたらした「死」と「生」に関する証言を散逸させずに、形ある「記憶遺産」として継承するために努めてきました。

70年にわたる被爆者運動史料(被爆者のたたかいの足跡)が「もんじょ箱」251箱、約7,600点、各地の被爆者の綴った被爆証言冊子をはじめとする原爆・被爆者問題に関する書籍・冊子類が約7,000点、20,000冊あまり。さらに証言記録の音声や映像など。

これらを公開できるよう日々整理していますが、そのための人手も資金も足りません。さらに、古い史料は紙がどんどん劣化、崩壊し読めなくなるので、デジタル化保存や発信を進めていますが、ここでも人手も資金も足りません。

一方、被爆者の方から直接お話を聴きつつ、それを文字、映像で記録、マッピングして公開する「未来へつなぐ被爆の記憶プロジェクト」もあります。こちらでは全国各地で証言記録の活動を行っている人びととつながり合って広げていこうとしていますが、いよいよ命の時間とのたたかいとなりつつあります。

被爆・戦後の80年間、「ふたたび被爆者をつくらない」活動はほとんど被爆者だけに押し付けられてきました。しかし、そんな時代はもうお終いです。その足跡を「知り」「受け継ぐ」ことは、核兵器も戦争もなしに生きられる未来をつくるための礎であり、未来を生きる世代、いまを生きる私たち一人一人の責務です。今こそ行動が必要です。

継承センターの設立とネットワークの拡大を目指して

記憶や記録が失われる危機にあらがうため、私たちは以下の3つの取り組みを進めたいと願っています。

■被爆者たちの原爆とのたたかい(運動)を人類の歩み・歴史に刻むアーカイブスとするための、「継承センター」の設立

被爆者の歩みを未来へつなぐため、私たちは「ノーモア・ヒバクシャ継承センター」の設立を進めていきます。事務所および資料庫の移転により活動基盤を整えるとともに、各地の被爆者団体が残してきた資料の継承を支援。さらに、証言や記録の電子化を推進し、誰もがアクセスできるデジタル・アーカイブズの構築とWeb公開を進めていきます。

■原爆体験を継承する取り組みをすすめ、担い手を広げる

原爆体験の継承に向けて、オンライン原爆展「NOMORE HIROSHIMA & NAGASAKI MUSEUM」や証言集の活用、「被爆者からあなたに」(岩波ブックレット)を使った読書会などを通じた学びの機会を支援します。「未来につなぐ被爆の記憶プロジェクト」では、地域での聴き取りや交流を広げ、全国証言マップの整備も進めていきます。また、昭和女子大学との連携など、学生・大学と協力した取り組みも展開。被爆者運動を体系的に学ぶ場の提供や、研究者の連携促進も行い、継承の担い手を育んでいきます。

■広報活動や、平和のための博物館市民ネットワーク等との連携を強め、会への理解と賛同を広げる

被爆80年企画実行委員会に参加し、10月11日には朝日ホールでの記念イベントを開催予定。「ノーモア・ヒバクシャ」の声を広げる取り組みを進めています。あわせて、ホームページの改訂と多言語対応を行い、活動の国際発信を強化。会員以外にも情報を届け、ボランティア募集や交流の場としてメールマガジンを発刊するなど、広報と参加の裾野を広げていきます。

「あなたの手で、記憶を未来につなぐ」

「ノーモア・ヒバクシャ」―その願いを、あなたが未来へ届ける担い手になってください。

被爆証言だけでなく、被爆者運動がめざしたもの、成し遂げたもの―人類の宝―記憶遺産を継承する仕組みをつくることは、今を生きる私たちの責任です。

あなたの毎月の寄付が、記憶をつなぐ礎になります。次世代への継承が、あなたの支援によって続けられます。

原爆の記憶を、核兵器も戦争もない世界へと受け継ぐ。それは被爆者の願いであるだけでなく、いまを生きる私たち一人一人の未来への責任です。被爆80年、被爆者からまだ直接お話を聴ける、被団協の足跡が残る今こそ、次の世代へ伝える行動を始めませんか。

“核兵器の被害者にも加害者にもなりたくない”と願うわたしたち自身の想いが、平和のバトンをつなぐ力になります。あなたもこの記憶を未来へ届ける活動の輪に加わっていただけませんか。

「あなたの手で、記憶を未来につなぐ」―そんな体験を、私たちは寄付者の皆様に届けたいと考えています。

代表メッセージ「人類の記憶遺産継承に取り組みに一緒に取り組んでください」

昨年12月10日のノーベル平和賞授賞式で、田中煕巳日本被団協代表委員がスピーチされたように、本会は足掛け15年にわたって日本被団協と密接に協力して被団協運動の記録や被爆者の証言、各地の被団協の活動記録などの保存に努めてきましたが、いま「外に向かって活用する運動に大きく踏み出されることを期待」されています。その期待に応えるためにも、安定的財務基盤の確立がどうしても必要です。どうぞ私たちと一緒に人類の記憶遺産継承に取り組みましょう。

私たちについて

「ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会」は、大江健三郎さんなどの呼びかけで、広島・長崎の原爆による被爆者たちの体験と、その後のたたかいの歩みを歴史に刻み、次の世代に継承する目的で、2011年12月10日に発足しました。被爆者自身による原爆とのたたかいの記録を収集、整理、保存し、人類の「記憶遺産」として永久に残すための発信を続けています。

今年、2025年は広島、長崎の原爆被爆から80年、戦後80年になります。

その間、この人類史上未曽有の核兵器使用が人間に何をもたらしたのか、原爆被害者をはじめとする多くの人びとが被害の実相の究明・普及のために努力を積み重ねてきました。しかし、それら膨大な資料・データの多くは、いまだ集約・整理されないまま残されています。

さらに、核兵器のない世界をめざし、原爆被害の国家補償を求めてたたかってきた日本被団協を中心とする原爆被害者の方々は高齢化し、その各地でのたたかいや成果の足跡が失われようとしています。

これらを収集、集約、整理、保存し、さらにこれらから学び、発信することで、原爆被害者のたたかい、ノーモア・ヒバクシャの志を継承することが私たち、世界の市民の責務です。

〒1020085

東京都千代田区六番町15プラザエフ6F

0352167757

https://www.nomore-hibakusha.org/

代表:濱住治郎

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