Slow Food Nippon 理事からのメッセージ④北林大さん
2023/7/9 21:56
沖縄・宮古島市で地域プロジェクトマネージャーとして活躍する、大ちゃんこと北林大さんです!
琉球の民であるというアイデンティティを軸に、食料主権や食とアイデンティティについてスローフードの食のムーブメントに取り組んでいます。
日本のアイヌ・琉球のみならず、アジア太平洋の先住民の仲間たちとのネットワークの要となってきた大ちゃん。
そんな彼にも、今年からはSlow Food Nipponの理事としてもジョインしてもらっています。
大ちゃんからのメッセージはこちら
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◼️自己紹介
スローフード国際評議員|日本スローフード協会理事|スローフード琉球リーダー
2018年からはスローフード先住民ネットワークの諮問委員を務め、2019年に北海道・札幌で開催された先住民テッラマードレでも中心的な役割を果たし、その後も継続してアジア・太平洋地域の先住民との交流プロジェクトや、アイヌや琉球の民とともに多様なプロジェクトにも取り組んでいる。
現在は、宮古島市の地域プロジェクトマネージャーとして、食を起点とした循環型社会の構築に日々奔走している。
◼️スローフードとの関係、スローフードの魅力、これからへの期待は?
「大型のショッピング施設ができて、地域の商店街はだんだんと人通りが少なくなり、地元で愛されていた老舗のお店はとうとう閉店してしまった。。。」なんて話は、本当にどの地域でも耳にするし、これからもまだまだ起こりうるものだと思います。
私がスローフードに出会ったのも、生まれ島である宮古で子どもの時から食べていた手作り味噌や宮古独特の餅を見かけなくなり、「このままでは地域の味・故郷の味がなくなってしまう」と動き始めたときでした。
そんな地域固有の味やその食べ物のある風景を残していくためのプロジェクトが味の箱船です。
スローフードには、フードロスの削減・食育の推進・栽培や飼育による環境負荷の低減など、様々なトピックがありますが、やはりこの味の箱船プロジェクトはスローフード運動の心部であると言えると思います。
スローフードを通して地域の在来種や伝統食に目を向け学び直した時、『地域で代々受け継がれてきた食の文化や技法というのは、その地域で人々がどう自然と共生し、どう命を繋いできたのかを表す最たるものなのだなぁ。』と改めて感じました。
そしてそれは、「故郷の味」という言い回しにも表れている様に、その地域の人々の記憶・アイデンティティにも繋がっているのだと思います。
皆さんも、今回を機にスローフードや味の箱船プロジェクトと繋がり、自身の地域はもちろん、日本中・世界中の味の箱船の食とその生産者と向き合い、先人たちの叡智や自然と共生する姿勢、培ってきた技術の素晴らしさを感じてみませんか?
食が紡がれてきた背景を学びながら新しい味に出会っていくのは、本当に美味しい道のりです。
是非あなたも!
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