JINEN-DO
誰の中にもある今の社会の生きにくさ。 “ありのままの自分”で生きられる里山コミュニティを継続するためにサポーターを募集します!
Finished on Mar/31/22
かんな
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[自然堂JINEN-DOとの出会い]
去年の6月、私は「森のようなまちづくり」という言葉にひかれて、初めて自然堂を訪ねました。玄関に入ると、「こんにちは~」と明るい声と澄んだ空気、そして心地よい静けさ。緊張した心が、すぐほどけていったのを覚えています。
その時私は、ヨガと瞑想を伝える場所を探していました。
社会で暮らす時、私達はなかなか 心「静か」ではいられません。怒涛のような情報(input)と為すべき事(output)、人間関係、感情の大きなアップダウン。頑張って、疲れ果てて、体も心も固まってきて、止まりたくても止まれない・動きたくても動けない…。私自身がそんな状態で苦しかった時、そこから如何に生きるかを教えてくれたのがヨガでした。ですから、「そこに行くと心鎮まり、安心して自分の内側に集注できること」が、ヨガを伝える場所を決める、何より大切な条件でした。
初めて訪れた自然堂JINEN-DOで話しを聞くうちに、ここならヨガのクラスができるかもしれない…いや、是非ここでヨガを伝えてみたい!と思うようになりました。
私は、自然堂の雰囲気と、メンバーの飾り気ない誠実で温かい様子に心惹かれて、メンバーになりました。初めに感じた「澄んだ空気」「静けさ」「誠実さ」そして「温かさ」。その印象はメンバーになった今でも変わりません。みんなが集まって大笑いしたり、活発に議論している時でも、いつもどこかに心落ち着く静けさがあり、心が安らぎます。そして毎週のヨガのクラスに来た方たちも、そんな自然堂の空気感に影響されて、ほっとした明るい表情になって帰られるように感じています。
[自然堂JINEN-DOは、どうして自然堂JINEN-DOなんだろう?]
「澄んだ空気」「静けさ」「誠実さ」そして「温かさ」。
そんな自然堂の空気感は何処から生まれたのだろう?
私なりに考えて、まず思いついたのは、建物自体が大切に設計され建てられているから、ということです。
外の光や風、草木の気配がそのまま伝わってくるような大きな窓。部屋と庭をつなぐ広い縁側。高い天井・白い漆喰の壁の静かさ、と温かな木の床。設計した人、建てた人達が大事にしたことが、今も生きて伝わってくるようで心が落ち着きます。
二つ目が、古くからのメンバーたちが積み上げてきた「自分自身にも他の人にも 誠実に向き合う」という、場の気配です。
自然堂は、去年の春まで9年間にわたり、困難を感じている人たちの社会復帰支援の場だったそうです。その頃の自然堂のことは、何も知らないのですが、その頃から続いている『習慣』があります。
集まりの前や後に。暫し各々が自分の心に静かに向き合う静かな時間を持ちます。そして準備のできた人から、ぽつりぽつりと今の自分の思いを話すのです。周りの人はその人が紡ぎだす言葉を最後まで、黙ってじっと耳を傾けます。もちろん「今日は話さず心にしまっておく」のもOK。決めるのは自分。聞く人たちは、全てありのまま受け入れます。
自分を(弱さや情けない事も含め)ありのままに受け入れようとすると、他の人の事も受け入れやすい気持ちになること。ありのままを、黙って聞いてもらうこと・ありのまま話す(黙る)こと、の力。自然堂JINEN-DOに来て実感したことの一つです。
ある場所で、長い間大事にされてきたことは、時が移っても、気配が残るような気がします(お寺に行くと、手を合わせたくなるように)。自然堂JINEN-DOで続いてきた『自分にも他者にも誠実である』という気配が、いまも互いの信頼感や温かさを生んで、自然堂の空気を創っているような気がしています。
自然堂JINEN-DOで一緒に過ごしていると、一人一人の内側には、とても豊かな感性と発想、創りだす力があるんだなあと、ハッとすることがあります。社会に求められている自分像を生きることも…必要なことかもしれません。でももし、本来持っている力に蓋をして、自分ではないものを演じて生きるだけになってしまったら…期待されていることを話し・行動しているうちに、自分の力を見失ってしまったら。「それって幸せなのかしら…?」 と、私は疑問に思います。いえ、本人だけでなく、周りの人にとっても、もっと生き生きした大事なものを失くしてはいないでしょうか?
自然堂JINEN-DOの空気には、本当は何が幸せなんだろう?と、自分や周りを見つめなおさせてくれる、そんな不思議な空っぽの自由を感じます。
[自然堂JINEN-DOから広げたい]
質問です。
どんな夢もかなうとしたら、どんな所で、どんな人と、どんな風に暮らしたいですか?
・毎日朝になると、出たい人が三々五々と集まって、朝日を浴びて瞑想し、じゃあ、またあとでね・・・と、仕事に出かけていく。
・誰かが困っていたら、ふと誰かが手助けする。一緒に考えたくなる。
・困ったら「助けて」「手伝ってもらえる?」と聞ける。
・暮らしの衣食住は『‟買う“しかない』ではなく。工夫したり、時に譲り合ったり、創ったりする
・みんなの得意不得意をもちよる。
・豊かさ・楽しさ、そして失敗と学びも分かち合える。
・具合が悪くなるとまっしぐらに薬を買いにゆく、その前に。昔の人のように、普段の生活や食事を変える、手当をする等できることをする。…すぐ病院任せでなく、自分を慈しんで暮らす知恵と感性がある。
安心できるつながり…一緒に話し合ったり試行錯誤できるコミュニティ。
これは私が暮らしたいコミュニティのイメージです。
何をするにしても、理想道理にいかない時は多々あります。そんな時に。
…ヨガ・瞑想、今まで学び助けられてきた事全てを通して、みんなの心と身体が鎮まり、安らかになる手伝いをする。深く呼吸する事、風や光や空を感じて心身が調う場、生きているという不思議を思い出す時間を、ここ自然堂JINEN-DOから創っていく。それが、今、私がやりたい仕事です。
皆さんはどんなことを思い描いたでしょうか?
どんなことを連想したとしても、全ては「幸せ」という目的に向かっていませんか?
ヨガの古い聖典には、全ての生き物は、「幸せになりたい」という願いで生きているのだ、と書かれています。本当にその通りだなあと思います。
森は、多種多様な生き物が、それぞれの「幸せ」に向かって生きていて、それが響きあい循環して成り立っているようにかんじます。「森のようなまちづくり」は、私達一人一人…大人も子供も、その地域に生えている草木も生き物も山も川もみんなが、その個性を響かせあって循環している街…そんなイメージを持っています。
そして。
見回すと、同じような思いを抱く仲間が、日本中いえ世界中に広がっていることに、最近気がつきました。それはうれしい驚きでした。
まずこの自然堂JINEN-DOで、お互いのつながりと生きる力を、もっとたくわえ育てたい。そしてもっと沢山の仲間と出会い、共に前に進みたい。そんな〝森のような″コミュニティが、沢山あちらこちらに生まれ育って、点と点がつながっていったら?
…いつか世界は『森』になるのではないだろうか?!
私には中学生の息子が一人いますが、子供たちに、そんな世界を残したいと思い、そのためにできることをしようと思っています。
[活動を続けてゆくために]
ここまで読んでいただいて、有難うございました。
お願いがあります。
自然堂は始まって九か月。メンバーは増えてきていますが、家賃などの維持費をすべて賄うには足りず、資金が底をつきかけています。仲間がさらに増えてゆくまでの間、乗り切る資金が必要です。
自然堂JINEN―DOが活動を続けていくために、寄付のご協力をいただけないでしょうか?
そしてよかったら。是非一度、自然堂JINEN-DOに訪ねてきてください。
JINEN-DO
Finished on Mar/31/22
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