NICE事務局長 井口育紀より団体挨拶
2021/7/2 10:32
活動報告をご覧いただき、ありがとうございます!マンスリーサポーターチームのまみです。
現在、早速1名の方にご支援いただきました。引き続き、温かいご支援よろしくお願いいたします。
本日は、NICE事務局長 井口よりキャンペーン開始のご挨拶をいたします。
============
皆さま
昨年、NICEが行った【NICEの危機!国際ワークキャンプを未来につなげたい!マンスリーサポーター募集のキャンペーン】は、おかげ様で多くの方々からご支援頂き、目標を超える数の方々がサポーターになってくださいました。サポーターになってくださった皆様には、改めてこの場を借りて厚くお礼申し上げます。
さて、この夏、コロナの感染拡大が今なお収まらない世の中で、私たちNICEは「今できる社会課題解決のための活動」として、国内ワークキャンプを継続していくためのマンスリーサポーター募集のキャンペーンを行うことになりました。今年は「限界集落の再生」「里山保全」に焦点を当てて実施していきます。
ワークキャンプは、国内を始めとする世界各地から集まるボランティアが、共同生活をしながら、地域の方々と共に森や田畑を整備したり、過疎高齢化の進む農山村地域で活動する機会をつくっています。まとまった人数で作業が進み、何より集まってくるカラフルなメンバー達の笑顔や交流が、集落に住む方々を元気にし、地域を盛り上げていきます。
しかし、残念ながらワークキャンプは「限界集落の再生」「里山保全」の特効薬ではありません。地域の方々が主体となっている活動にワークキャンプを織り交ぜることで、人と人との交流が生まれます。ワークキャンプを繰り返し続けていくことで、人との交流が深くなり、里山での活動もより良い形で継続され、保全につながっていきます。集落では、ワークキャンプを通じて、生まれ育った地域の魅力を再発見し、Uターンで人が戻ってきたり、ワークキャンプ参加を通じて活動地が大好きになって移住するなど、これまでにも多くの成果が生まれています。
そんなワークキャンプを運営しているNICEは、今なおコロナのダメージを受け、運営が厳しい状況にあります。
カラフルでヘルシーなワークキャンプを通じた「限界集落の再生」「里山保全」を続けていくために!
「地域に残る伝統と文化」を、「古き良き日本の里山」を、次世代に継続していくために!
皆さまのご支援、どうぞよろしくお願い致します!
NICE日本国際ワークキャンプセンター 事務局長 井口育紀
≪団体のご紹介≫
NPO法人NICE(日本国際ワークキャンプセンター)は、1990年の設立以来、ワークキャンプ(合宿型のボランティアプロジェクト)を中心に、国内外約90ヶ国で、世界中のパートナー団体や地域住民、プロジェクトに参画するボランティアと共に、各地域の様々な社会課題の解決に向けて取り組んでいます。「カラフルでヘルシーな世の中(=国籍や人種や宗教などに関係なく認め合う世界、心身ともに健康で地球にも優しい世界)」を目指し、今年は「いまNICEにできること」として、特に国内でできるボランティア活動を再開・継続し、国内の課題解決に取り組んでいます。
▼(NICEのHPはこちら)https://www.nice1.gr.jp/
← Back to all activity reports