Purpose
日本では、ケニアのUNHCR(アフリカで唯一LGBTI難民登録ができる)に来るLGBTI難民の状況を知る機会はありません。わたしは、カクマキャンプにLGBTIコミュニティーがあったころから多くのLGBTI難民と個人的に関わりをもってきました。上から目線でない、同じLGBTI当事者としての目線で毎日彼らの生活を聞いてきました。
講演では、難民キャンプ内のLGBTIコミュニティーの様子がわかる非常に貴重な写真をたくさんお見せできます
カクマキャンプのLGBTIコミュニティーは世界に二つとない非常にユニークなコミュニティーでした。
非常にホモフォビックな他の難民に囲まれ、危険ではあったのですが、LGBTIを罰する法律をつくる前にキャンプに来たブルンジ人のLGBTIへの接し方の違い、刑法と文化の影響、また、先住民のツルカナ族に見る土地の所有権と白人主導のLGBTI保護への反発の関係、スーダン人難民の原理主義キリスト教とLGBTI独自のキリスト教会と子供たちの日曜学校(LGBTIのための教会はアフリカではここだけでした)など、貴重な記録が残りました。 文化人類学的に見ても非常に貴重なものだったと思います。
この事業の最終的な目的は、LGBTI難民受け入れの下地をつくることです。日本だけが、LGBTI難民を認めないという状況は、国連の方針にも反しています。
この事業はTICAD東京国際アフリカ開発会議のパートナー事業に認定されています。
Past Activities
2017.5 東京レインボープライドにて展示説明
2017 ,10月 ウーマンズウィークエンドで講演
20171,11月 東京エイズウィークにて講演
2018.5 東京レインボープライド 展示説明
2018, 11,26東京エイズウィークにてトークイベント
2019, 4,29 東京レインボープライド 展示説明
2019,8,26 TICAD 東京国際アフリカ開発会議での展示説明
2019, 12,1 エイズウィークイベントにて講演
Achievements
--+----参加していただいた皆様は、アフリカのLGBTI難民の状況を初めて知ってとても驚かれていました。
欧米のように日本がLGBTI難民を受け入れる下地を少しづつ作れたらと思っています。
Necessary expenses of the business
出張費は頂いていません。