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どんな境遇にあっても、子どもたちが夢を描き、成長と挑戦を応援される環境を実現します。幸せを感じられる感性や、人生の礎となる体験は「子ども時代」にあったといつか思える未来、それが私たちのビジョンです。

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キニティウスクール運営

キニティウスクール運営 Main Visual

Purpose

キニティウスクールは、チッタゴン丘陵地帯のバンドルボン県にある寄宿舎小学校です。生徒は、チッタゴン丘陵の少数民族の中でもさらに少数派のクミ族とムロ族です。毎年、およそ50人がキニティウに集い、10人くらいは裏の村から通っていますが、ほとんどの生徒は親元を離れ、寄宿生活を送りながらここで学んでいます。就学前教育(クラス0)から初等教育(クラス1~5)の全6学年で、年齢は5~12歳の子どもたちです。


キニティウや、チッタゴン丘陵地帯の子どもたちは、マイノリティという境遇や国内紛争の歴史、辺境地に暮らす理由などで、就学率・進学率が国内で最も乏しく、教育格差の他多くの問題を抱えています。


もし、キニティウがなければ、当地域で教育にアクセスできずに、子ども時代を送ったであろう少数民族の子どもたちはもっと多く存在しました。現状、キニティウの生徒たちには兄弟姉妹が5~8人くらいいて、学校にいる子たちでさえ家族に選ばれた一人です。子どもたちの親は、良く言えば、自然と共生し、原始の人間のように美しい暮らしを送ってきた世代です。学校に行かなくても、彼ららしい子ども時代や人生はあるかもしれないと思うけれど、属している国の政府・軍・マジョリティによる入植や開発などが進み、変わらずにいることはとても困難です。生き残って、彼ららしく変化していくためにも、やはり「教育」は必要なものとなります。人口を増やして民族を存続させようといった親世代の考え方では、悲しい思いをする子どもたちが増えるばかりです。ここで教育の他色々な機会にアクセスできた子どもたちが、第一世代となり、マジョリティと対等に闘ったり、繋がっていったりできるように、私たちはキニティウスクールの運営を行っています。


キニティウの生徒、クミ族は国内にたった3000人程と希少な彩を持ち、ムロ族は原始的な生活や装い、アニミズムの儀礼を行うなど、世界でもその美しさを評価されています。チャクマ族、マルマ族、トリプラ族のスタッフや生徒がいることもあり、できるだけ政府の学校のようにベンガル化されない、チッタゴン丘陵地帯の風土を生かした授業・学校づくりを行います。

Past Activities

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キニティウは、2010年1月、現地の有志により、コミュニティスクールとして設立されました。チョトベラが、2019年にキニティウスクール運営を担うまで、先生兼スタッフは2人、食糧は学費がわりのお米、持ち寄りのひよこ豆とじゃがいも、子どもたちが獲ってくる小川の生き物を自炊し、電気も扇風機もつかない寄宿舎の二段ベッドで4人ずつ子どもが眠り(これは現在も)、時々、高校・大学まで進んだ少数民族の学生たちがボランティアに訪れるといった状態でした。それは、現地で境遇を乗り越える逞しい風景でしたが、格差や、子どもたちの寂しさや失望を感じるものでもありました。キニティウの子どもたちと初めて会った時、一気に愛着を感じて、学ぶために、幼いうちから親元を離れて暮らす苦労や不安が和らいで、家族の居場所のような寄宿舎学校にしたいと活動を始めました。


最初に着手したのは水道建設※でした。それから、寄宿舎学校に必要なスタッフ雇用、普通教育授業、給食(一日2食)、子どもたちが伝統・習慣的に作るハンディクラフトの販売(支援グッツとして)、学級菜園、学級文庫の設置、課外授業や行事(移動映画館、スポーツデイ、気候変動アクション、スタディツアー、ゴミ拾い、植林)、制服配付、寄宿舎の修繕と備品導入、各施設の維持管理を行ってきました。また、2022~2023年、日本の海外協力助成金で、崩壊寸前だった食堂・台所を再建しました。

※水道は、その後、コロナ禍となりバングラデシュ全土の教育機関が約一年半閉鎖された間に、故障や盗難があり、現在は無い状態へ戻ってしまいました。再建は、資金不足のためできていません。水がないため学級菜園も維持が難しい状態です。

Achievements

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2019年度の卒業生から、中等教育への進学支援を始め、その子どもたち(クミ族の女の子2人)が現在、モノゴールという学校でクラス10(中等教育最高学年)となりました。2025年に高等教育へ進む予定です。彼女たちに続いて、進学支援生は今、合わせて10人です。詳しくは

取り組む事業 キニティウファミリー 進学支援 をご覧ください。


また、キニティウでは、母語のクラスも定期的に行っています。政府の学校とならずに運営を続けるのは、資金的に大変苦労しますが、先生を地域から雇用したい(クミ族の先生を2人、ムロ族とチャクマ族の先生を1人ずつ雇用しています)、カリキュラムを少数民族の子どもたちに合わせてアレンジしたい、そういった色々な思いからです。母語クラスの他、文化活動を多く取り入れながら、この地域の子どもたちを育て上げていきたいと思います。

Necessary expenses of the business

Necessary expenses of the business Image
Necessary expenses of the business Image
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◻︎給食費 ※一日二食

◻︎給与(先生3人・調理員1人・ローカルマネージャー1人の分)

◻︎普通教育授業と寄宿生活に必要な備品費(文房具、試験の用意、掃除用具、浄水フィルター、薬、寝具、制服など)

◻︎各設備(教室、寄宿舎、食堂・台所、トイレ、学級菜園)の維持管理と導入費 ※2024年現在、水道と電気は未整備です。

◻︎運搬・移動費

◻︎課外授業と文化活動費(ダンス、歌、ハンディクラフト、カメラ、スポーツ、読書、映画鑑賞、植林やゴミ拾いなどの様々な環境保護に関するプログラム) ⭐︎楽器、コンピューター、日本語、その他も行なっていきたい

など

https://ja.chotobela.org

Representative:原田夏美

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