Purpose
地域の外科系医師の教育であるカダバーサージカルトレーニング(CST)の運営補助や消耗品寄附を行い、医療技術の向上と安全な医療提供を支援します。
Past Activities
2021年度
・11診療科、外部1団体により14の研修および研究が開催。
・参加者312名(学外178名)
2020年度 厚労省委託費獲得
・13診療科/参加者263名(学外130名)
2019年度 文科省高度医療人材養成プログラム「東海国立大学CSTネットワーク事業」を開始
・厚労省設備整備費 ご遺体用冷蔵庫の設置
・8診療科/参加者145名(学外70名)
2018年度 厚労省委託費獲得 CST事業開始
・1診療科/参加者70名
Achievements
<CSTネットワーク事業>
2019~2021年に文科省高度医療人材養成プログラムとして「CSTネットワーク事業」が採択。浜松医科大学、名古屋大学、三重大学、岐阜大学の東海国立4大学をSINET(セキュリティの高い高速回線)でつなぎ、大学院生の遠隔受講による単位取得も可能な環境が整備された。県境をまたぐ移動が制限されるコロナ禍においても、効率的な学習が可能なシステムとして今後も継続が期待される。
<CST参加者の声>
「CST翌日に医原性の副神経損傷に対する神経移植術を控えてました。医原性副神経損傷における副神経の同定は困難極まりますが、CSTにおいて計6回副神経の確認を行わせて頂いたおかげで、手術時間が大幅に短縮され、スムースに終わりました。」浜松医科大学 医師
「医師になって20年経過しても初めて経験する手術はしょっちゅうあります。CSTでは肘の骨折に対して異なったアプローチで侵入してみて、どの展開が一番やりやすいかを検討することができました。おかげさまでその翌週に行った手術は非常にうまくいきました。」藤枝市立総合病院 医師