20周年、LGBTQの「自分らしくいきる」を応援したい!

寄付先

NPO法人 QWRC(Queer & Women's Resource Center)

誕生日

4月1日

20周年、LGBTQの「自分らしくいきる」を応援したい!の画像
Birthday Ribbonの画像

QWRC

支援総額

1,205,796円

/ 1,000,000円

120%
100%
  • 支援総額

    1,205,796円

  • 支援者数

    114人

  • 残り

    終了

  • 開始日

  • 終了日

キャンペーンは終了しました

2/26追記【初回目標達成!】キャンペーン最終日まで走り抜けます!

2月1日(木)から開始した、私たちQWRCの20周年クラウドファンディングキャンペーンが2月24日で初回目標の100万円を達成することができました!

これだけ多くの方々が、団体の活動や想いに共感をしてくださったのだと思うと大変心強く、また、これからの活動にきちんとみなさまからの熱量や想いを反映していかなければと日々背筋が伸びる思いです。ここまでご支援・ご協力いただき、本当にありがとうございます。

残りの期間も少ないため、次のゴールは設定しませんが、引き続き多くの方に団体のことについて知っていただけるよう尽力していきたいと思っておりますので、ぜひ最後まで応援を宜しくお願いいたします!

NPO法人QWRCは、フェミニズムの視点を重視しながら、多様な性のあり方が当たり前に尊重される社会の実現を目指して20年間活動してきました。具体的には、相談事業・コミュニティスペースの運営・福祉事業を行っています。LGBTQフレンドリーなシェアハウスを開設したり、計画相談支援事業所を開所したりと、様々な挑戦をしながら、LGBTQの「自分らしくいきる」を支援したいと考えています。しかし、事業の急拡大に基盤がついていけていません。そのため、20周年以降も色々な方にQWRCを知ってもらい、支えて頂くために今回クラウドファンディングを実施します。

【募集概要】

◆主催:NPO法人 QWRC(Queer & Women's Resource Center)

◆期間:2024年2月1日(木)〜3月1日(金)

◆初回目標:100万円

ストーリー

多様な性のあり方が当たり前に尊重される社会の実現を目指して

私たちQWRC(くおーく)は「Queer and Women's Resource Center」の略称です。

クイアと女性のためのリソースセンターとして2003年に活動をスタートし、まもなく21周年を迎えます。この間、フェミニズムの視点を重視しながら、多様な性のあり方が当たり前に尊重される社会の実現を目指して活動してきました。

具体的には、相談事業・コミュニティスペースの運営・福祉事業を行っています。

①相談事業では、臨床心理士によるカウンセリングルームを設けたり、電話やLINEを用いたり、プライドセンター大阪という常設のLGBTセンターで対面又はオンラインによる個別相談という形で利用者のサポートを行っています。

②コミュニティスペースの運営では、誰でも参加できる、「QWRCデー/ナイト」や、話すのが得意ではない人でも気軽に参加できて、ボードゲームをしながら交流できる「QWRCのボードゲームな夜」、LGBTかそうかもと思っているユース(23歳くらいまで)の人限定の「カラフル」LGBTなど多様な性を生きる人々で、メンタル面に悩みのある人のための「メンヘル!」、子育てする(したい)セクシュアルマイノリティや、そんな人を応援したい人のための「こどもとおとなのお茶会」、プライドセンター大阪へのスタッフの派遣を行っています。

③福祉事業では、プライドセンター大阪内で2022年9月に障がい児と大人の障がい者の相談支援「にじむすび」を開業しました。LGBTフレンドリーな計画相談支援をしています。

これまでの成果として、カウンセリングルームは月に15件~20件ぐらい利用して頂いています。個別相談は2022年4月からの累計で127件、LINE相談は785件ご利用いただきました。コミュニティスペースには「雰囲気が良くてとても好きです。温かい所です」「初めて自分のセクシュアリティを話せて良かったです」「スタッフの方が話しかけてくださり、私の話を肯定的に聞いてもらえて、とても心地よかったです」といった声が寄せられています。


QWRCのこれまで

2022年度〜2023年度にかけて、QWRCの事業は大きく拡大しました。しかしながら、資金面がそれについていけていないという状況があります。そこで今回、20周年を迎えたことをきっかけとし、今後も活動に力を入れ続けるためにご寄附のお願いをする運びとなりました。


20年間の様々な活動がQWRCの財産となっている


QWRCが2003年にオープンした時、全国的に見ても固定の事務所を持つLGBTQの団体は珍しいものでした。固定の場所を持っているからこそ、開設時から継続的にコミュニティスペースの運営をすることが出来ました。また固定電話が引けるので、その当時電話相談も行えました。まだスマホもLINEもZOOMもない時代でしたので、直接会うか電話するかお手紙を書くかぐらいしかコミュニティにつながる方法が無かったのです。そのため、コミュニティスペースを確保することと相談の機会を作ることがとても重要でした。なぜなら、自身の住まいの近くではLGBTQであることはなかなかオープンにしづらく、日常とは違う外出先で自分らしく振舞える時間をもつことが必要だったからです。また、セクシュアリティにまつわることを相談できる先はなかなか見つけづらいものです。LGBTQの団体だからこそセクシュアリティにまつわる話ができるだろうと、安心して相談できる機会が必要だったのです。

現在ではオンラインで交流する方法がとても発達しています。QWRCでもメンヘル!をオンラインでも開催していたり、現地とオンライン併用のハイブリッド居場所を開催したりしています。カウンセリングや個別相談でもオンラインツールを使っています。遠方からでも参加できるということや、家から出られない時にも参加できるというメリットがありますが、例えば一緒に住んでいる人にばれたくないといった時は使えません。またQWRCには千冊以上の本や資料があるのですが、そういったものを読めるという現地ならではのメリットもあります。電話相談も一緒に住んでる人にばれたくない時はハードルが高いです。電話の方が相談しやすい人もいるので、そちらも重要ですが、テキストの方が相談しやすい人のためにLINEでも相談できるようにしています。これなら文字のやり取りなのでケータイをいじっているだけに見えます。オンラインツールが発達しつながり方は多様化しましたが、必要とされることは大きく変わっていないように思います。

QWRCは開設当初から、QWRCデーとナイトを続けてきています。2006年からはカラフル、2013年からはメンヘル!を始めたり、2014年からはこどもとおとなのお茶会を、2015年からはボードゲームな夜を始めました。現在はしていませんが、英語と韓国語を勉強する時間などもありました。始めるきっかけはスタッフが必要だと思ったということです。自分事としてこういう集まりが必要なんだと考えて実行しています。

QWRCを本当に色々な人が利用します。相談がある人、誰かとしゃべりたい人、本や資料を読みたい人、怒ったり悲しんだりしてる人、20年間色々な人に対応してきたことがQWRCの財産となっています。そしてその事業を通して明らかになった、LGBTQが持つニーズや課題について発信をしたり、LGBTフレンドリーな事業所を広げることをしてみたり、住居の問題を解決する一つの選択肢としてのシェアハウスの運営を始めたり、障がいのあるLGBTQが安心して利用できる計画相談支援事業所を始めたりしました。


シェアハウス事業について


シェアハウス事業は、皆様の寄付をいただいて始まった事業でした。しかし、運営を続けるうちにだんだんと課題が見えてきました。QWRCのスタッフのマンパワー以上のものを抱え込んでしまい、結果、シェアハウスの集客にエネルギーを割くことができなくなってしまっていました。ニーズは感じていましたが、持続的に住人さんを探していく仕組みを作れず、赤字のままハウスを維持する状態となっていました。赤字を抱えていくことはQWRC自体の存続を危うくします。QWRCがオーナーとして運営を継続できなくなったことは、QWRCの力が至らなかったところです。これまでにシェアハウスへのご支援をいただいた方、運営理念にご賛同いただきシェアハウスに足を運んでいただいた方、皆様の応援に応えられず、申し訳ございません。シェアハウス事業は今後、QWRC全体の業務内容やそのバランスを考えた上で、シェアハウスのコンセプトに賛同いただき、シェアハウスをよりよく安定して運営していただける方にオーナー業を託すことにしました。オーナー業からは離れることになりましたが、QWRCが立ち上げに携わったからこそ、LGBTQコミュニティにつながりやすい環境を残すことができたと思っています。

QWRCのこれから

相談事業、コミュニティスペース運営、福祉事業に力を入れたい

QWRCとしては、今後、これまで20年間取り組んできた、相談事業・コミュニティスペースの運営の安定的な運営、そして福祉事業を軌道にのせることに注力していきます。

①福祉事業は2022年より開始した、新しい事業です。障がいを持ったLGBTQの方々が安心して利用できる福祉施設の需要は多い一方で、受け入れている福祉施設がLGBTQフレンドリーなのかどうかは見えにくいものです。利用したい人が施設に対してLGBTQの対応をしているか確かめたり、利用中に相談したりする不安はとても大きいことがあります。今回私たちが行う計画相談支援事業所「にじむすび」はLGBTQのための常設センターである、プライドセンター大阪の中にオープンしました。相談に訪れた人が、そのままコミュニティスペースにつながるということが可能です。また、色々な事業所とネットワークを結ぶことも福祉事業を行っていれば、比較的簡単に行えます。


この20年間、私たちは医療・福祉分野に向けての啓発にも取り組みました。あるスタッフはソーシャルワーカーとして、あるスタッフはカウンセラーとして、それぞれのキャリアを積みながら自分たちの現場にセクシュアリティの視点を入れようと働きかけてきました。医療福祉従事者として20年間の経験があることは、福祉事業を行う上でとても重要なことだと思います。多様なLGBTQ当事者と関わりを持ち、色々な要望を理解でき、それを福祉の支援に乗せることができるのはそのキャリアがあるからこそで、本当に貴重です。そして、個別にご相談にのったり、コミュニティスペースにつながれたりという導線もあります。


LGBTQ当事者が当たり前に自由を選択できる社会をつくるために

②私たちはセクシュアリティが自由に表現できる社会を実現したいと思っています。現在はまだまだ限られた人しか手にすることのできないその自由ですが、私たちは相談事業・コミュニティースペースの運営・福祉事業を継続していくことで、目の前にいるLGBTQ当事者が当たり前に自由を選択できるようになればと思っています。

QWRC発足当時から変わらず掲げるこの目標ですが、20年が経ち、どういったところが課題なのか、実現するにはどうしていったら良いのか、見えてきた部分もあれば、模索中の部分も見当もつかない部分もあります。しかしながら、これまで応援して下さった方や関りを持っていただいた方のおかげで、QWRCは地道に活動を続けてこれました。感謝の気持ちでいっぱいです。まだまだ私たちにはやれることがあります。まずは相談事業・コミュニティースペースを安定的に運営できるようにし、福祉事業を軌道にのせたいです。

③ですが、現状安定的な運営をするための管理費と呼ばれる部分(事務に係る人件費や事務所の家賃など)に充てられる資金が足りていません。今回集まった寄付金はそこに使わせて頂きます。それに加えて、今回のこのキャンペーンにはもう一つ目的があります。それはQWRCのことを、もっとたくさんの人に知って頂くきっかけにしたいということです。これまでQWRCは何度か寄附キャンペーンを行ってきました。いつもご寄附頂いている方々も多くいらっしゃいます。本当にありがとうございます。今回のキャンペーンをきっかけに、より多くの方にQWRC知って頂き、活動を応援してくださる方々を増やしたいと考えています。(資金面での協力だけを求めているようなイメージにならないよう、「応援」という言葉に言い換えて全体の文言を変更しました。)そこでいつもご寄附頂いている方々、今回寄附を考えて下さってる方々に厚かましくもお願いです。もし周囲に、「QWRCが寄附を集めてるよ」とお伝え頂けるような人がお一人でもいらっしゃるなら、何かの話しの種にして頂けませんか?今回は初の試みで外部の方にも寄附を集めて頂く子ページもございます。より多くの方にQWRCを知って頂ければ嬉しいです。

代表メッセージ

共同代表 桂木祥子

自分らしくってなんだろう、、自分が何者なのか、何がしたいのか、どんな格好がしたいのか、私には私のことがさっぱりわかりませんでした。一つだけわかっていたことは、私は「好きになる相手の性別は関係ない」ことでした。そのことで色々言われてきましたが、その思いは、はっきりとあり、変わることはありませんでした。自分と似たような人々と出会うことで私の人生は大きく変わっていきました。自分を生きることができるようになったのです。自分が何をしたいのか、自分がなぜ、日々死んだらいいのにと思っているのかわかるようになりました。

QWRCは20周年になりました。私は立ち上げメンバーの一人です。その当時LGBTQという言葉は、知られておらず、こんな社会になるとは思っていませんでした。それでも、まだまだLGBTQは不自由で、自分を生きている人は少ない、精神保健福祉士として相談の仕事をして20年近くになりますが、そう思います。自分ができることをしていきたい、そう思って居場所作りや相談事業をしています。あなたの友人や子ども、大切な人がLGBTQかもしれない。個人個人の悩みに向かい合いながら、個人の問題にすることなく、一人ひとりの幸せのために社会を変えていきたいと思っています。私は、私のままでここにいてもいい、そんな場所を一緒に作ってください。

寄付金の使途

いただいたご支援は、QWRCの基盤強化のため事務管理費として大切に使わせていただきます。

事務所家賃:年間950,400円
事務管理のための人件費:年間688,000円

温かい応援をどうぞよろしくお願いいたします。


サポートファンディング

このキャンペーンの目標金額の達成をサポートするために、応援したい人が自ら寄付を集めるキャンペーンのことです。

寄付集めをサポートしてみませんか?

Support Fundingの画像

サポートファンディングとは、クラウドファンディングの目標達成をサポートするために、自ら寄付キャンペーンを立ち上げて寄付を呼びかけることができる機能です。目標金額を設定して自ら寄付を集めることで今までよりももっと団体の力になることができます。

大きくない金額でもみんなですれば大きなサポートです。ぜひ以下のボタンからサポートファンディングを始めましょう!

〒5300043

大阪府大阪市北区天満二丁目1番6号天満橋MSビル7階

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