QWRC
20周年、LGBTQの「自分らしくいきる」を応援したい!
2024年3月1日 終了
今年で21年目となるQWRCは、様々な事業や取り組みによって文字通りLGBTQの人々の人生を支えてきました。コミュニティとしての役割はもちろんのこと、その高い専門知識と経験はリソースセンターとして大変貴重で重要です。QWRCがこれからもLGBTQの人々の「自分らしくいきる」をしっかりと支援していけるように、ご寄付をお願いいたします!
※ 寄付金は決済にかかる手数料と利用料を除いた全額がQWRCへ寄付されます。
新設Cチーム企画の塩安九十九です。当会は2007年から大阪を拠点として、LGBTQを支援する動画や教材を作って、地域の当事者や教育機関に発信しています。ワークショップの開発実践、講演・研修会の主催、行政への講師派遣、派遣講師の育成、障害のあるLGBTQへのサポート、海外資料の翻訳にも取り組んでいます。長年培ってきたノウハウとネットワークを基盤にコミュニティ作りに貢献しています。
私は大学入学で大阪に出てきたと同時に、LGBTQコミュニティにデビューしました。死ぬことばかり考えていた青春時代をやり直すように、第二の青春がはじまり、クィアな仲間たちとの出会いに大きな刺激を受け、エンパワーメントされました。言わば本来の自分で生き始めてからの幼馴染のようなものです。そのメンバーには、QWRCのスタッフたちも含まれています。LGBTという言葉さえもまだ聞くことがなかった時代から、共に活動してきた同志のような感覚があります。
QWRCがやってきたことは、地味ですが本当に大切なことです。LGBTQの人々の人生を支えるということです。物理的に集まる場所があること、それは定期的に会える仲間を持つことにつながり、それはLGBTQとしての自分を生きることができる場を提供することであり、そこで紡がれる人間関係によって自分の重要な部分が養われ育ち、確立あるいは回復します。そこで発生するそれぞれの役割や関係性は誰かの生きる糧になり、日々を生き延びる励みになり、仲間と共に過ごす時間はコミュニティの歴史となり、独自の文化を形成します。QWRCが醸し出す人のつながりは、LGBTQコミュニティの一端を確かに担い、人々に緩やかな帰属感をもたらしていると思います。それは、血縁家族でも、学校・職場でも、ヘテロの友人関係でも疎外感を感じやすいLGBTQの人々にとってのひとつの拠り所です。また、LGBTQを支援する人々にとっても、専門知識と経験が蓄積されている、貴重で重要な場所となっています。この点はもっと、社会的に評価されるべきです。
しかし、まず、物理的に存在し続けるということが大変なのです。日本では、行政からの支援が弱く、このようなマイノリティのための非営利団体は継続が大変難しい状況です。QWRCがなくなったら、多くの人が心の拠り所のひとつを失うことになります。それは、昨今激しさを増すバックラッシュやヘイトに晒されている当事者にとっても精神的に大きな痛手となるでしょう。また、行政からの相談事業の委託などが継続できなくなることは、当事者にとって物理的な相談先の喪失でもあります。
QWRCが提供していることは、誰かがすぐに即席で提供できるようなものではありません。LGBTQ支援の専門集団であるQWRCが今後も運営を継続するために、どうか皆さんのご寄付をよろしくお願いします。そして長期的な運営を可能にするための経営的なアドバイスも下さい!
QWRC
2024年3月1日 終了
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