事業の目的
今年で45年目を迎える私たちのプログラムの中で最も歴史のある事業の一つです。
県内の幼児を対象とした3泊4日のキャンププログラムで、自然の中での活動をとおして子どもたちに自然・仲間・自分自身の素晴らしさに気づいてほしいと思っています。
キャンプでは、子どもたち自身でご飯を作ります。
初めての火おこし、ドキドキしながらマッチを擦る子どもたちですが、その目はとても真剣です。
包丁を野菜やお肉を切ったり、フライパンで炒めたり、初めてのことばかりですがその経験をとおして大きく成長するのを感じます。
山に登ったり、川で遊んだり、思いっきり自然を満喫できます。
普段歩かないような距離を歩いたり、灯りがないと全く見えない真っ暗な夜を体験したり、時には泣いてしまうこともありますが、キャンプの終わる頃にはもっとキャンプしていたいと自信に満ちた子どもたちの逞しい顔を見ることができます。
「可愛い子には旅をさせろ」と言いますが、子どもに自立のチャンスを与えるきっかけになるだけでなく、子どもを信じて待つ親の成長にも繋がるのではないかと思っています。