事業の目的
よのなか(=実社会)への関心を高め、参画意識を育むプロジェクト
このプロジェクトでは、「学校と社会」という身近なよのなかを行き来しながら、子ども達が身近な社会から参画する意識を育むきっかけをつくります!
日常や学校におけるさまざまな場面で「協働と対話」を通して、主体的に社会に参加し、自分なりの答えである「納得解」を創るための学びの場を提供します。
また、自分たちの考えを意見表明をすることを通して、より良いよのなかにアップデートするためのアクションを起こします!
若者の投票率が低い!=若者の政治的関心が低い?
2016年から18歳選挙が始まり、高校生世代も選挙に参加することができるようになりました。
しかし、若者の投票率は上がっていません。
これは、「若者の政治的関心が低いから」なのでしょうか?
私たちは、若者の投票率が低い理由に、「自分で国や社会を変えられると思う」という割合が、日本の若者はとても低いことに注目しました。
身近な社会をつくり・変える習慣をつけることが、大きな社会をつくり・変える習慣につながる。
子ども達がよのなかを学び、1日の大半を過ごす「学校」という社会は、子ども達にとって最も身近です。
学校はよのなかの縮図です。子ども達にとって、理想の学び場を作る習慣が、より大きな社会で生きていく力につながります。
よのなかに答えはありません。そのため、自分なりの答え(納得解)を探さなければいけません。そのためには、多様な人と協働し、対話をしながらつくる必要があります。
また、よのなかは学校の拡大図です。常に変化するよのなかに、「学校」も柔軟にアップデートしていく必要があります。
「学校の窓からよのなかを見る」ことで、子どもが社会に参画するだけでなく、大人も学校に参画することで、大人も子どももよのなかで生きていくための力を育み、熟成させていくことが大事だと考えます。
学校を創る、地域を創る、そして「自分自身」を創る。
つまり、このプロジェクトに「卒業」はありません。
学校の中でも、また学校の外でも、より良いよのなか(=実社会)を創り、時に変える習慣を身に着けることで、社会参画意識を育むことができると思います。
また、社会に受け入れられているという感覚は、子ども達の自己有用感を高め、子ども達の成長にも大きく影響すると考えます。
身近な社会を創る経験を通して、将来社会に生きる自分自身を創ることにつなげたい。
このプロジェクトでは、子ども・若者の社会参画の後押しをしていきたいと考えています。
これまでの活動
本プロジェクトでは、次のような取り組みを行っています!
■ ワークショップ講座「学校を創ろう!」(毎月1回)
「学校とよのなか」をテーマにしたワークショップ講座を行っています。
ワークショップ講座は、学校とよのなかを行き来しながら、子ども達が身近な社会から参画する意識を育むきっかけをつくる取り組みです。
学校や生活におけるさまざまな場面で「協働と対話を通して、主体的に社会に参加し、自分なりの答えである納得解を創り、アップデートする」ための学びの場を提供しています。
■ 子ども・若者議会(地域生徒交流会)(半年に1回)
学校づくり・地域づくりに取り組む中高生の交流イベントを行っています。
交流イベントでは、他学校の取り組みについて知ることができたり、交流を通して自分たちの地域をつくる仲間づくりをすることができます。
また、話し合ったことを意見表明し、子ども・若者の意見をよのなかに提言をしていきます。
■ 出張講座や学校での「学校づくり」「地域づくり」の探究学習のサポート
必要に応じて学校に出向き、生徒主体の学校づくり・地域づくりのサポートや助言を行っています。
ご依頼をいただければ、スケジュールを調整のうえ、対面・オンラインどちらでも対応をさせていただきます。
これらの活動の充実のために、皆様のご支援をよろしくお願いいたします!!
これまでの事業成果
活動の様子は、WONDER EDUCATION公式ホームページをご覧ください!