私たちの取り組む課題
豊岡には映画館が一つしかありません。それが豊岡劇場です。今、豊岡劇場は存亡の機にあります。私たちの取り組む課題は、この歴史ある「豊岡劇場」という「場」を文化の創造発信拠点として次世代へ繋いでいくことです。
なぜこの課題に取り組むか
ミニシアターがこれからも”人生映画に出会える場”であるために
豊劇がこれからもたくさんの人にとって”思い出の場所”になるために
大人も子供も主体的に映画文化と親しむ地域であってほしい。私はそう考えます。
「人生映画」とは、例えば人生観を大きく変えるような作品や、例えば行き詰まった時にそっと寄り添って支えになるような作品で、「何度も何度も見返したくなる映画」のことです。一人ひとりが自分の人生映画と出会える場を、次の世代に残したい。そしてこれまで多くの人の思いで繋がれてきた豊劇というバトンを次の世代に繋ぎたい。これからも地域で愛され続ける「豊劇」であるためにわたしたちができることは何なのか、そう自ら問い続けながら、みなさんとともに歩みを進めていきたいと思っております。
寄付金の使い道
大きくは2点あります。第1に、豊岡劇場を存続していくための費用です。豊岡劇場を存在させるためには、主たる事業となる映画館の運営を継続して行う必要があります。その運営費として使用いたします。第2に、18歳未満の子どもたちを対象にした新規事業の実現のための費用です。この新規事業では、18歳未満の子どもたちが安価(500円負担)に映画を鑑賞できることを目指しております。この新規事業の立ち上げや継続的な実施のために使用させていただきます。