私たちの取り組む課題



子どもの活動
日本で生きる外国ルーツの子どもを支える活動を展開しています。
- ルーツ語教室(ベトナム語)
- 放課後勉強会・放課後の活動
大人の活動
日本で生きる外国ルーツの人たちの支援、ともに生きる社会にむけて、いろいろな活動を展開しています。
- 大人の日本語教室〜ときめきクラブ
- 連続講座「草の根からの多文化共生」
- 外国人市民相談
地域の活動
地域の在日コリアンの親睦会からはじまり、今では、多くの団体の協力の下「八尾国際交流野遊祭」というイベントを運営しています。
なぜこの課題に取り組むか
私たちは、日本で生活する外国ルーツの子どもたちや大人たちが、言葉や文化の違いによる困難を乗り越え、安心して学び、生活できる社会を目指して活動しています。
この活動の背景には、以下のような理由があります。
在日コリアンの子どもたちが差別の中で将来の夢を持てない状況があったこと
かつて、多くの在日コリアンの子どもたちは、学校や社会の中で差別や偏見に直面し、進学や将来の夢を描くことが難しい状況にありました。そこで、彼らが自信を持ち、将来の可能性を広げられるよう、学習支援を行う勉強会を開始しました。
将来の夢を持てるように勉強会をスタートしたこと
子どもたちが将来の選択肢を広げ、自己肯定感を高められるように、放課後勉強会やルーツ語教室(ベトナム語)を開設しました。学習支援にとどまらず、放課後の活動を通じて多様な経験を積み、社会とのつながりを持てる機会を提供しています。
1980年代にベトナム難民の子どもたちが地域に多く居住するようになり、在日コリアンと同様の困難に直面したこと
1980年代以降、ベトナム難民として日本に定住する子どもたちが増えました。彼らもまた、言語の壁や文化の違いによる困難を抱え、教育の機会が制限される状況にありました。私たちは、これまでの在日コリアンの経験を活かし、多文化共生の視点から学習支援や相談活動を展開し、外国ルーツの子どもたちが自信を持って成長できる環境づくりを進めてきました。
このような背景のもと、現在では外国ルーツの大人への支援にも力を入れ、日本語教室「ときめきクラブ」や多文化共生をテーマにした連続講座、外国人市民相談などの活動を行っています。また、地域の在日コリアンの親睦会から発展した「八尾国際交流野遊祭」では、さまざまな文化が共存する社会づくりを目指し、地域の団体と協力しながら運営を続けています。
これらの活動を通じて、日本で暮らす外国ルーツの子どもたちや大人たちが、差別や孤立することなく、安心して生活し、夢を持てる社会の実現を目指しています。
寄付金の使い道
いただいた寄付金は
- 団体の継続的な運営のための資金
- それぞれの活動を展開するための資金