私たちの取り組む課題
教科書に書いてある「正解」を覚えることは、必ずしも子どもたちの「幸せ」に繋がるとはいえません。
子どもたちには人間的能力(非認知能力)を育む「リベラルアーツ教育」が、「正解のない時代」と言われる現在の日本社会を生き抜く上で必要です。
しかし、現在、新型感染症の影響等により、人間的能力(非認知能力)を習得する場は奪われています。人との関わりを深め、
相手の立場を理解しながら自分の主張を伝え、全員が納得して共存する方法を見出す機会が少なくなってしまいました。
これらは地域から活力を無くす原因にもなりえます。人口減少に加え、首都圏の一極集中が加速。2040年には全国896の市区町村が消滅可能性都市に
該当するとも言われています。昨今、地域の担い手である10代の若者は地域を離れてしまっています。地域の未来をより良くするためには、
子どもたちにその魅力を伝え、自分が住む地域をもっと好きになってもらう環境を整える必要があると考えます。
新型感染症等がもたらした分断と活動の制限により、子どもたちは不確実性の高い未来を生き抜く術を身に着けることが極めて困難になり、
それは地域の活力低下・地域経済の低迷をもたらすことに繋がることが危惧されます。
なぜこの課題に取り組むか
本法人は、子どもたちに対して「正解のない時代」を生き抜く術を、エンターテイメントの力を利用して届けたいと考えます。エンターテイメントには、
自ら進んで行動を促す効果(=自分ゴト化)があります。本法人の活動は、地域に根付き、地域との交流や地域の魅力発見に繋がる機会を生みます。
地域課題やSDGsに関心を持たせるイベント事業を通じて、多様性を理解し尊重する「インクルーシブ社会」の実現を目指し、地域の発展に寄与することを目的とします。
寄付金の使い道
いただいた寄付は、この活動を維持し広めていくために、スタッフの人件費などの基礎的経費へ大切に活用させていただきます。
みなさまからのご支援を賜りたく、お願い申し上げます。