私たちの取り組む課題
1 地域課題への対応
①身近な地域で地域の困りごとなどの解決に向けた方法や活動内容を考え取り組む「小地域
福祉活動の推進」
②地域での支えあいや社会活動の仕組みづくりを担う「活動者の発掘・育成」
③学校や市内の団体等と連携して進める「福祉教育・啓発の強化」
2 個の課題への対応
①従来の制度では対応が難しい個人・世帯への支援や孤立防止への取組み「個別支援の推進」
②地域住民が気軽に相談ができる「相談機能の充実」
③高齢者や障がい者の方を対象に、福祉サービス利用支援や金銭管理等を行う「権利擁護事業
の充実」
3 新たな社会的課題への対応
①生活困窮世帯に対しての食料提供「フードドライブ事業の充実」
②「ひきこもり家庭への支援」
③「子ども・だれでも食堂の活動支援」
※新たな社会的課題への取組みの一つとして「子ども・若者応援基金」を設立しました。
なぜこの課題に取り組むか
多摩市では高齢化に伴う課題だけではなく、8050問題、貧困、孤立、ひきこもり等、個人や世帯で抱える問題・課題が複雑化・多様化してきており、これらの課題への取組みが必要となってきています。
これらの課題を解決していくためには、制度・分野の枠や、支える側・支えられる側という従来の関係を超えて、地域住民が互いに助け合いながら暮らすことのできる地域社会を創る「地域共生社会」の実現が重要となってきています。
多摩市社会福祉協議会は、地域住民や地域で活動する団体・行政などと協働しながら、新たな地域の支えあいの仕組みの構築など、様々な課題に取り組んでいくことで、「誰もが安心して暮らせる福祉のまちづくり」を目指していきます。
寄付金の使い道
皆さまからの寄付金(会員賛助金)は、主に下記の活動に活用させていただきます。
①地域課題解決の仕組みづくり「地域福祉推進委員会」
自治会・住宅管理組合、民生児童委員など、地域で活動する団体や住民と企業や学校、福祉関係団体が連携・協力し、情報交換や課題解決に向けた検討などを行うネットワークを市内10のエリアに設置して、活動を行っています。
②地域での見守り・居場所づくり「ふれあい・いきいきサロン」への支援
子どもから高齢者まで、地域の方が気軽に楽しく参加できる集いの場。市内では約100箇所のサロンが活動しています。
③地域活動へのきっかけづくり「ボランティア・市民活動」の推進
地域を支えるボランティア・市民活動者の発掘・育成を行うため、学生からシニア世代に対して講座の開催や、ボランティア・市民活動団体への活動支援を行っています。
④地域での支えあいの仕組みづくり「たすけあい有償活動」
掃除や買物、病院への付き添いなど、日常生活でお困りの方を、地域の皆さまが協力員となって支える有償活動を行っています。