
事業の目的



空き家まちづくりワークショップとは、空き家所有者や空き家利用者だけでなく、地域にお住まいの一般の方々が、地域を見つめなおし、一人一人が意識すべきこと、地域全体で考えるべきことをゲームを通して学び・考えるためのワークショップです。
ゲームを通して地域を見つめなおすことにより、空き家問題だけでなく、まちづくり意識の芽生えにつながっていきます。
タガヤスが開発した「空き家スゴロク」や「空き家カルタ」を用いて、子供から大人まで楽しく学び、考えることができます。
建築や不動産、法律などの専門知識は必要ありません。地域の身近な空き家問題を自分事・地域事として考えていきます。
ゲームの前には、「空き家がなぜ問題なのか」の基本的なレクチャーを行い、ゲーム終了後には、学び・考えたことを振り返ります。
開催の様子はタガヤスYouTubeでご覧いただけます。
これまでの活動



これまで、埼玉県、長野県の市町村を中心にイベントを開催しております。
埼玉県では、埼玉県下9市町村に計10回
長野県では、松本市、伊那市で開催しています。
このワークショップは、空き家所有者を対象としたものではなく、地域の一般の方々のすべてを対象としてます。
ご高齢の方々や小さなお子さん、現役世代。学生の皆さんなど幅広くご参加いただけます。
松本市では、信州大学や地域の中学校の学生さんを対象に実施しました。
これまでの事業成果
空き家問題は、普段あまり意識しておられない方については、問題意識としての発意が芽生えるのが難しい状態にあります。
そのような方々は、将来、空き家を抱える可能性もあり、もしかしたら今現在、空き家をお持ちの方かもしれません。
空き家問題の座学や相談会を開催しても、空き家問題に興味のある方はお越しいただけますが、本当に情報をお届けしたい「意識を持っていただきたい方々」はお越しいただけません。
このような遊びを通したイベントを開催すると、お子さんと一緒に親世代、祖父母の方々が一緒にいらっしゃいます。
子供たちが空き家をテーマとしたカルタなどで楽しく遊び、それを通して大人たちが空き家問題を学んでいきます。
イベントが終了すると「これまであまり考えたことがなかったが、自分事として考えることが大切なんですね」というお声をたくさんいただいております。
事業の必要経費



空き家まちづくりワークショップは、自治体や地域の団体の皆さまを中心にご提供しているイベントとなりますが、
ファシリテーターが伴うイベントのため、どうしても人件費や旅費交通費が必要となります。
地域のまちづくりを真剣に考える地域団体の皆さまへ、できるだけ安価でご提供したいのですが、
すべて無料でご提供すると、組織が持続できず、社員に大きな負担をかけてしまうため、
可能な限り、皆さまのご支援によりお支えいただければと思っています。
◎現地までの旅費交通費
◎ファシリテーターの人件費
◎記録作成費(写真・映像等)

