私たちの取り組む課題
物が溢れる現代で便利な生活を送る一方、環境破壊は深刻です。
私達は全ての人が抱える社会課題を「自分ごと」と捉え解決するために活動しています。
1つ目は、イベントのプラスチックゴミの削減。
二つ目は、廃棄されるはずだったものをアップサイクルし新たな価値を創出すること。
これらの課題は長期的なアプローチが必要で、私達は約15年間という年月をかけてこれらの取り組みを行ってきました。
例えば、楽しい企画や素敵なイベントが「昨日まで無かったゴミを生む企画」にならないように、リユース食器の貸し出しやゴミを減らすアイデアの提案を行う『EC[H]O-SMA』プロジェクト(エコスマ)。岡山の離島で開催された音楽フェスや、地元サッカーチーム・ファジアーノ岡山でのホームゲームをはじめとした企画で活動を展開。使用済みの食器は自立支援型作業所に洗浄を委託し、仕事が循環していく仕組みを作っています。
また、結婚式で使われた廃棄されるはずだったキャンドルを溶かしなおし色を付けて形を変えて、もう一度生まれ変わらせる『HAPPY SHARE CANDLE』プロジェクト。
このキャンドルを使用したキャンドルナイトの開催や、他団体様のイベントにキャンドルコーディネートで彩りを添える活動も行っています。
オリジナルキャンドルが作れるワークショップでは、これらのキャンドルが本当は捨てられるはずだったことや電気を消して過ごしてみること、街の灯りについて考えてみることなどをお話し、親子で楽しめるイベントとして喜んでいただいています。
イベントゴミを削減し新たな仕事の循環を創出するだけでなく、「エコのエッセンスを取り入れたもの」をプラスにすることで新たなストーリーを生みだしています。
なぜこの課題に取り組むか
私達は上記にあげた社会課題を解決するには、単発的なイベントではなく人々のライフスタイルに浸透していく様な取り組みが必要だと考えます。環境問題を身近に感じてもらうだけでなく、楽しみながら自分たちの街を魅力的に演出すること。若者世代を巻き込んだ街づくりは「エコなエッセンスを取り入れたもの」を軸として自らが主体的に考え動いて実現していくソーシャルデザインです。プラスチックゴミ等の環境課題の解決はもちろん、自分たちのアイデアを実現でき、人と人との繋がりを感じられる場所、楽しんでやっていることが実は環境にも地域にも良いことだったり。そんな中長期的で持続可能な活動を目指しています。
寄付金の使い道
皆様からいただいた寄付金は大切に使わせていただきます。
①ボランティアスタッフが活躍できる場所の維持・運営費
②親子で楽しめる環境学習の一環であるキャンドルワークショップの開催・活動費
③社会の循環を仕事で繋げるためのリユース食器の洗浄・運搬費
④街を明るくして環境へのメッセージを発信するイベントの運営費