私たちの取り組む課題
セックスワーカーの権利向上や性感染症の予防啓発、風俗店オーナーへの研修、労働実態調査、海外のセックスワーカーグループとのネットワーク構築などに取り組んでいます。
なぜこの課題に取り組むか
私たちはセックスワーカーの性感染症のことだけが心配なのではありません。健康とは、社会的に安定した立場であることや、あらゆる権利が守られること、安全な労働環境、そのどれかが欠けても成立しませんので、セックスワーカーに対する社会の理解と協力を求めていきたいと考えています。
SWASHが発足する前の当事者たちの活動としてUNIDOS(Uphold Now! Immediate De-criminalization Of Sexwork!/1998年~)がありました。UNIDOSには、SWASHのメンバーも参加していて、特にセックスワーカーの権利のために活動していました。
SWASHの前身的な団体ともいえるUNIDOSメンバーたちは、1997年の台湾・台北市公娼制度廃止反対運動を知ったことで大きな影響を受けました。公娼制度廃止反対運動を闘ってきた、公娼たち(セックスワーカー)とその支援者のグループ COSWAS(Collective of Sex Workers And Supporters=台北市日日春關懷互助協會)と交流を深める中で、「日本でもセックスワーカーの労働者としての理解を広めたい」との思いを強くし、セックスワーカーと協力者が集まることになりました。
寄付金の使い道
私たちは、セックワーカーを取り囲む現状や性感染症の実態などを明らかにし、社会へ発信、
そして、その過程に存在している様々な社会問題の改善に繋がるよう活動しております。
寄付金は、その活動(具体的には調査やアウトリーチなど)にあてさせて頂きます。
また、調査によって得た情報を発信するための資金にもさせて頂きます。