私たちの取り組む課題
当塾は経済的な理由はもちろん、DVや離婚などの複雑な家庭環境、いじめを原因とした不登校や学級崩壊による学校環境の問題などさまざまな理由で思うように勉強ができず、また塾に通うことも出来ず、学校の授業についていけなくなった居場所のない子ども達に学力向上のチャンスを提供し、社会に失望しない人材を育てることを目的として2014年、新宿区にて設立されました。
学校からこぼれ落ちた子ども達に対する民間有志による支援が始まりであったことから、創業以来行政の補助金に頼らず民間有志からのご寄付と企業による助成金で運営をしていますが、おかげさまで平日夕方から夜までを自習室として教室開放し、土曜は個別指導型の無料塾として運営をすると言う週6日の学習支援スタイルをどの教室でも継続しています。現在は都内2教室と福岡県北九州市、群馬県前橋市、高知県高知市の5教室を各地の有志と共に運営しています。(2024年現在)
当初は偏差値50を目指す子ども達が大多数を占めていた塾ではありましたが、オンラインの受講生を含めて年間約100人ほどが在籍する生徒数に対し、年間250名以上が集う早稲田大学のインカレサークル「学習支援STEPUP!」との連携が功を奏し、シフト制とは言え個別指導ができるほどの学生講師の人数を確保できるため、各地域での上位公立校を目指す塾生達の受験対策まで対応できるようになりました。
今後もより多くの教室を各地に展開することを目標に、西新宿の教室で稼働しているトレーラーハウス型学習施設の増設を計画しています。
無料学習塾『ステップアップ塾』のホームページはこちら:https://stepup-unesco.com
無料自習室『STUDY CAMP』のホームページはこちら:http://studycamp.net
運営団体『NPO法人維新隊ユネスコクラブ』のホームページはこちら:https://ishintai.org/
なぜこの課題に取り組むか
◆なぜ、「食事つきトレーラーハウス自習室」なのか?
〜当塾が教育格差の解消を目的とした自習室運営に関する「三つの強み」を既に持っているから〜
【三つの強みとは?】
・オンライン指導を含め、ステップアップ塾の運営ノウハウが利用できる。
・早稲田大学を中心としたボランティアの学生講師が多数集まる。
・フードバンクと既に連携をしているため、予算をあまりかけずに食事の提供ができる。
〜食事つきトレーラーハウス自習室 戦術における五つのメリット〜
【五つのメリットとは?】
・初期投資は大きいが、家賃がかからないため継続運営が可能となる
・駐車場スペースなどで運営が可能なため、固定資産税がかからない。
・トレーラーを牽引することで目立つため、宣伝効果が期待できる。
・野外教育やその他イベントとしての転用して使用が可能。
・災害時などでライフラインが絶たれた状況でも活用できる。
寄付金の使い道
当団体の活動は、ほとんどがボランティアベースによって成り立っています。
塾や自習室を運営するため、最低限の賃借料や消耗品費などを中心に使用させていただきながら、週に6日の食事つき学習支援を実現します。
以下、日本財団CANPANに毎年掲載している参考資料です。
NPO法人維新隊ユネスコクラブ財務資料:https://fields.canpan.info/organization/detail/1920786421#finances