私たちの取り組む課題
ライフスタイルや価値観の多様化に伴い
地域に必要とされる支援は常に変化しています
「社会からの孤立」「経済的困難」「外国籍の方々などの文化の違いから生じる困難さ」などからくる『暮らしづらさ』。これらの課題はそれぞれ単独ではなく、複雑化・複合化していることが多くあります。
また、核家族、単身世帯の増加に伴い、自分の住む地区の民生委員・児童委員、町会・自治会活動を知らないだけでなく、隣に住む方の名前すら知らないケースも少なくありません。地域を知らない住民が増えることは、地域の互助力=「地域のちから」の低下にもつながります。
なぜこの課題に取り組むか
災害や犯罪に備えることや、ご近所さんやさまざまな世代との交流による社会活動の活性化など、ご自身の住む地域で安心して暮らしていくために「地域のちから」は欠かせないものとなっています。
私たち新宿区社会福祉協議会(新宿社協)は、昭和28年の設立から一貫して「住民主体」を基本にし、また社会の変化にも対応しながら地域福祉の取り組みを推進してきました。
▷多様な人・団体が交流する居場所づくりの活動
▷小中学校や企業・団体への福祉教育・福祉学習
▷ボランティアによるちょっとした生活の困りごとへのお手伝い
▷地域のさまざまな団体活動への支援やネットワーク化
▷行政制度の狭間を埋める生活への相談支援
▷既存の事業に当てはまらない方へのゆるやかな見守り
▷災害に備えた体制整備(災害ボランティアセンター運営支援) など
多様な生活スタイル、文化、国籍、団体(学校、企業、非営利団体など)が存在し、約34万人が住む大都市新宿で、私たち新宿社協は「地域のちから」を活かしながら、だれもが安心して暮らせる新宿のまちづくりに取り組んでいきます。
寄付金の使い道
会 費
地域福祉を推進する新宿社協の一員として、新宿社協の組織運営を支えるもの
活用例…災害時危機管理対策、民生委員・児童委員や町会・自治会との連携、地域福祉推進のための広報・広聴活動、各種事務費 など
寄附金
新宿社協が行う地域福祉事業を支えるもの
活用例…福祉教育・福祉体験学習、地域でのボランティア参加支援、居場所づくり支援、暮らしの総合相談、災害ボランティアセンターの運営支援 など
会費、寄附金のいずれも、新宿社協の取り組みに共感・賛同いただき、地域でのつながりづくりや助けあい・支えあい活動の財源としてご協力いただくものです。