私たちの取り組む課題



1. 「一度失われると二度と戻らない」戦争遺構と資料の危機
昭和13年に開設された「筑波海軍航空隊」および「鹿島海軍航空隊」は、日本の歴史を語る上で欠かすことのできない重要な戦跡です。しかし、戦後レトロな建造物や遺構は長い歳月を経て風化が進み、鹿島海軍航空隊跡のように廃墟と化し、朽ちつつある場所も少なくありません。また、当時の兵士たちが残したご遺品や貴重な記録も、適切な管理や保存を行わなければ永遠に失われてしまいます。「戦争の記憶や歴史的資料は、一度失われると二度と取り戻すことができない」という切迫した課題に直面しています。
2. 「記憶の継承」と「持続的な維持」の難しさ
歴史を後世に伝える「筑波海軍航空隊記念館」としての使命を守り続ける一方で、これだけの広大な歴史的建造物や遺構を維持・管理していくには、膨大な労力と費用がかかります。ただ保存するだけでは建物や地域はやがて衰退してしまいます。歴史の重みを次世代へつなぐことと、時代に合わせて守り続けていくことの両立は、資金面・体制面において大きな壁となっています。
3. 歴史資源の「価値の再生」による持続可能な地域づくりの必要性
朽ち果てていく歴史的遺産をただ眠らせるのではなく、昭和13年築の司令部庁舎が持つ独特な佇まいを活かした「映像ロケ地」としての誘致など、新たな魅力を掛け合わせることで、地域全体に人を呼び込み、活性化させる試みを進めています。しかし、そのための環境整備や修繕には、行政の支援だけでは手が届かない部分が多くあります。
【私たちが目指す未来 】
失われてゆく戦争遺構を未来へつなぎ、歴史を学ぶ「記念館」としての顔と、多くの人が集う「ロケ地」としての顔を両立させることで、文化・歴史の価値を再生・創造する。この持続的な取り組みを途絶えさせないために、皆様の力が必要です。
なぜこの課題に取り組むか



昭和13年に発足・開設された「筑波海軍航空隊」と「鹿島海軍航空隊」。
歴史の面影を色濃く残すそれぞれの跡地は、今、異なる道を歩みながらも、大切な役割を担っています。筑波海軍航空隊の跡地を活用した「筑波海軍航空隊記念館」は、同隊や戦争に関する記録の収集・保存・公開を行うとともに、昭和13年築の司令部庁舎が持つ独特な佇まいから、様々な作品のロケ地としても親しまれています。「戦争を後世に伝える記念館」と「作品を彩るロケ地」、その2つの顔を持つ場所です。一方、水上機の実習訓練施設として発足した「鹿島海軍航空隊跡」は、終戦とともに役目を終えた後、歳月を経て廃墟と化し朽ちつつありました。「当時の面影を残すこの戦跡を、未来へと継承したい」という強い想いから、現在、保存と再生に向けた取り組みが進められています。戦争遺構やご遺品などの貴重な資料は、一度失われると二度と取り戻すことができません。過去の記憶を未来へつなぐため、今、その保存と活用に取り組んでいます。
支援金の使い道



私たちが目指すのは、失われつつある戦争遺構を守り抜き未来へと継承しながら、新たな魅力を加えて地域活性化につなげる持続的な取り組みです。いただいたご支援は、主に以下の事業費として大切に活用させていただきます。
1. 戦争遺構の緊急保全・修繕事業
歳月とともに廃墟化し、朽ちつつある「鹿島海軍航空隊跡」をはじめとする戦跡のこれ以上の劣化を防ぐための緊急的な保全・安全対策工事、および環境整備を行います。「一度失われると二度と取り戻せない」貴重な遺構を、当時の面影を残したまま後世へと引き継ぎます。
2. 貴重な記録・ご遺品の収集、保存、公開事業
「筑波海軍航空隊記念館」における、戦争に関する歴史的資料やご遺品の適切な保管環境の整備、収集・デジタルアーカイブ化、展示・公開にかかる費用に充てます。先人たちの歩み戦争の事実を風化させず、正しい記憶として次世代に伝え続けます。
3. 歴史資源の価値再生と持続的な活用事業(ロケ地活用など)
昭和13年築の司令部庁舎をはじめとする歴史的建造物を、地域の新たな魅力(映像ロケ地など)として持続的に活かしていくための維持管理や、来訪者が歴史と文化を体感できる環境づくりに活用します。単に保存するだけでなく、多くの人に足を運んでもらえる開かれた場に再生することで、持続可能な地域づくりを実現します。
【支援者の皆様へのお約束】
私たちは、「戦争を後世に伝える記念館」としての歴史的使命と、多くの方に愛される「ロケ地」としての魅力を両立させながら、未来へバトンをつなぐ活動を続けてまいります。皆様の温かいご支援とご協力を、心よりお願い申し上げます。

