私たちの取り組む課題



救急搬送体制の持続可能化を実現するために活動しています。
今日、日本では高齢化を背景に全国的に救急隊の出動件数が年々増加しており、このまま高齢化が進行すると救える命を救うための救急搬送体制が崩壊を迎えます。
そこで、これまで119番通報による公的救急車のみに依存してきた体制をアップデートし、救える命が救われる社会の持続可能化を実現すべく、地域現場での事業づくりから政策への働きかけまで一気通貫で活動しています。
なぜこの課題に取り組むか



今日、日本では高齢化を背景に全国的に救急隊の出動件数が年々増加しており、出動件数の増加により119番通報時の現場到着遅延や救急隊員の業務過多といった様々な問題が引き起こされています。
中でも、転院(病院間)搬送業務が搬送全体の7〜8%程度を占めていることが課題とされており、このまま高齢化が進行すると救える命を救うための救急搬送体制が崩壊を迎えます。
実際に、1分1秒を争う救急現場において救急隊の到着時間はここ20年間で1.5倍に遅延、消防職員の離職率は10年で2倍以上、救急搬送件数は毎年最多数を更新、状況は悪化の一途を辿っています。
そこで、これまで119番通報による公的救急車のみに依存してきた体制をアップデートすることにより、
1. 市民に対する救急搬送サービスの質の向上
2. 救急隊員の業務負担軽減による労働環境改善
の実現が求められています。
寄付金の使い道
団体運営のための経費に活用させたいただきます。
例)
・団体経営のための士業への顧問料
・名護市や他地域における救急搬送の実態調査にて発生する諸経費
当団体へのご寄付を通して、救急業界の構造的な課題解決に参画いただくパートナーとなっていただける方を募集しております。