私たちの取り組む課題

「生まれた環境や場所に限らず、誰もが自分の『心』に従って挑戦できる社会を」
ー 失われている「表現」と「挑戦」の機会 ー
日本の教育現場と比較をしたとき、カンボジアの子どもたちが直面しているのは、単なる物資の不足だけではありません。それは、自分の可能性を広げるための「体験」と「成功体験」の欠如です。
- 受験科目以外の質量の空白 カンボジアの公立学校では、主要科目が優先され、図工・音楽・体育といった「情操教育」や「身体教育」がほとんど行われていません。子どもたちが自分の感性を磨いたり、体を動かして基礎体力を養ったりする機会が極めて限定的です。
- 体験の格差が「未来」の格差に 経済的な背景により、新しいスポーツに触れたり、アートを通じて自分を表現したりする機会がないまま成長します。「何を知っているか」が「何を夢見るか」を決定してしまう現状において、多くの子どもたちが自分の才能に気づけないまま、将来の選択肢を狭めています。
- チームワークや達成感を学ぶ場の不足 スポーツを通じた「ルールを守る大切さ」「仲間と協力する喜び」「目標を達成する達成感」は、社会で生き抜くための重要な糧となります。しかし、こうした非認知能力を育む場が、今の子どもたちには不足しています。
私たちの活動:Follow Your HEARTの挑戦
私たちは、カンボジアのフリースクール等を拠点に、「教育の機会平等」と「人生の選択肢の拡張」を目指して、感性と身体の両面からアプローチしています。
- アートワークショップの開催 お絵描きや工作を通じ、「正解のない世界」で自分を表現する喜びを伝えます。
- スポーツワークショップの開催 「走る・跳ぶ・投げる・捕る」といった運動の基礎から、チームプレーまでを体験。身体を動かす楽しさと共に、規律や協調性、そして「できた!」という自信を育みます。
- 「やりたい」を形にする体験の提供 初めての道具や遊び、未知の体験を提供することで、子どもたちの好奇心を刺激し、将来の選択肢を広げるきっかけを作ります。
なぜこの課題に取り組むか

なぜ、私たちはこの課題に取り組むのか
私たちがカンボジアでアートやスポーツのワークショップを届ける理由は、単に「楽しい時間」を提供するためではありません。それは、子どもたちが「自分の人生の主導権を握るために必要な、目に見えない力」を育むためです。
カンボジアの教育現場では、慢性的な教員不足や教室不足により、算数や国語といった「生きていくための最低限の知識」を詰め込むことに精一杯な現状があります。その結果、図工で自分を表現したり、体育で仲間と汗を流したりといった、感性や身体能力を養う時間は後回しにされてきました。しかし、私たちが考える「教育の格差」の本質は、読み書きができるか否かだけではありません。本当に深刻なのは、「自分には何かができる」という自信や、未知の可能性にワクワクする「体験の格差」なのです。
アートには「正解」がありません。真っ白な紙に自分の好きな色を乗せ、それが誰かに認められる。その小さな一歩が、抑圧されがちな環境にいる子どもたちの自己肯定感を劇的に高めます。また、スポーツも同様です。初めてボールを投げた、仲間と協力してゴールを決めた。その瞬間に生まれる「できた!」という達成感は、困難に直面したときに「自分なら乗り越えられる」と信じるための、一生モノの心の筋肉になります。
私たちが取り組む理由は、「生まれた環境という偶然」が、その子の「夢の大きさ」を決めてしまう不条理をなくしたいからです。幼少期に「夢中になる」経験や「表現する」喜びを知らずに育つと、将来、自分が何をしたいのか、どう生きたいのかという問いに対する答えを見失ってしまいます。私たちは、教育の空白を埋めることで、彼らの心の中に「選択肢」という名の種を蒔いています。
支援金の使い道

皆さまからのご寄付が、子どもたちの「挑戦」を支える力になります
Follow Your HEARTへのご寄付は、カンボジアの子どもたちが環境に左右されず、アートやスポーツを通じて自分の可能性を広げるための「体験」と「学びの場」を作るために大切に活用させていただきます。
単なる物資の支援に留まらず、子どもたちの心と身体の成長に直接つながる、以下のような活動の柱に充てられます。
1. 「表現の場」を作る:アート,表現教育支援
カンボジアの公立学校ではほとんど行われない図工やアートの時間を届けます。
- 画材&教材の提供: 絵の具、クレヨン、スケッチブックなど、子どもたちが自由に自分を表現するための道具を届けます。
- ワークショップの運営: 現地スタッフや講師によるアート教室の開催費用に活用します。
2. 「自信を育む」:スポーツ,身体教育支援
身体を動かす喜びを知り、チームワークや規律を学ぶ機会を作ります。
- スポーツ用具の整備: サッカーボール、コーン、縄跳び、ユニフォームなど、安全にスポーツを楽しむための備品を購入します。
- 運動機会の創出: スポーツワークショップやミニ大会の開催、運動できる環境の維持管理に充てられます。
3. 「挑戦を継続する」:学習環境の維持と活動基盤
一過性のイベントで終わらせず、子どもたちが継続して通い、挑戦し続けられる場所を守ります。
- フリースクールの運営サポート: 拠点の維持費や、現地で活動を支えるスタッフの育成・運営費として活用します。
- 体験機会の拡張: 子どもたちが新しい世界を知るための、校外学習や特別な体験イベントの企画・運営に充てます。
寄付のインパクト
■3,000円
アート:子どもたちにクレヨンや絵筆、スケッチブックなどの基本的な画材を提供。
スポーツ:初めての「表現」と「運動」のきっかけを。子どもたちがスポーツに親しむための基本的な用具を提供。
■5,000円
アート: 地元のギャラリーや学校で、子どもたちが描いた作品を展示する場を設計。また、現地の子どもたちが制作したアートを日本で展示する資金としても活用。日本の支援者や子どもたちとの文化交流を促進し、自分の表現が国境を越えて届く喜びを伝える。
スポーツ: 日々の練習の成果を発揮する「スポーツ大会」の開催費用として活用。ユニフォームの準備や会場設営、表彰式の運営などに充てられ、仲間と力を合わせて目標に挑む経験や、観客から拍手をもらう達成感を通じて、子どもたちの揺るぎない自信(自己肯定感)を育む。
■15,000円
アート:現地での定期的な教育ワークショップを1回開催。多くの子どもたちに「初めての体験」を提供します。単なる技術指導に留まらず、正解のない表現を通じて、自分の可能性を信じる力と豊かな感性を育む。
スポーツ:現地での定期的なスポーツ大会を1回開催。プロの講師やコーチを招き、多くの子どもたちに「初めての成功体験」と「新しい夢の選択肢」を届ける。仲間と切磋琢磨する中で、規律や協調性を学ぶ機会を創出。
■30,000円
支援を最大化する「組織の筋肉」への投資。 「攻めのバックオフィス」として、現地の活動をより広く、深く、持続的にしていくための組織運営費に活用。質の高いプログラム開発や、さらなる支援者を募るための広報活動に投資することで、1つの支援を10倍、100倍の大きなインパクトに変えていく。
自分の努力が形になり、誰かに認められる経験は、子どもたちの大きな自信に繋がります。また、作品を日本で展示する際の輸送・運営費にも充てられ、日本との文化交流を促進します。
補足:
SPORTS WORKSHOP 2025年03月 https://note.com/npofyh/n/ncec50e607936
『オフィス街に響くアートの鼓動』(ART-CONNECT-EVENT)レポート https://note.com/npofyh/n/n1e929a542538

