Issues we are working on
プノンペンにあるフリースクールに通う子どもたちに対して、美術のワークショップを通して支援
カンボジアの首都プノンペンは近年、目覚ましい経済成長をしています。
ビルの新建設はもちろん、大型ショッピングモールの新店舗オープンや、様々な国籍を持った子どもたちが通うインターナショナルスクールの増加など、平均年齢25歳前後の人口増加真っ只中にあるカンボジアだからこそ感じられるエネルギーを秘めているのがプノンペンです。
一方で、そんなプノンペンでも未だにストリートチルドレンは存在しています。
(日本でいうタクシーに該当する)トゥクトゥクに乗っていると、信号待ちの時に「お金が欲しい」と手を合わせて頼んでくる子どもと遭遇するのは日常茶飯事であることも事実です。
生まれた場所が首都プノンペンであっても、家庭環境や経済環境によっては、かたや充実した教育環境の整ったインターナショナルスクールに通う子どもたちがいて、かたや義務教育ですら受けられているか分からない子どもたちがいる。
それが、ここプノンペンです。
そんなプノンペンにも、家庭環境や経済環境において様々な事情やバックグラウンドを持った子どもたちの集まるフリースクールがあります。
現在は、首都プノンペンにある愛センターというフリースクールを対象に活動を進めております。
愛センター:https://aicenter-cambodia.amebaownd.com/
フリースクールでは、「体験を通して自分の興味のあることに気づき、自分で探求する思考力を身につける」ことを目標に、絵画イベントを定期的に開催しています。
愛センターに通う子どもたちが、楽しく夢中になれる(≒挑戦できる)環境を少しずつ作っていきたいと思います。
Why we are tackling this issue
ー 生まれた環境や場所に左右されて、挑戦すること自体が制限されやすい社会を少しずつ変えていきたい ー
弊団体のほとんどのスタッフは、学生時代に入った学生団体で偶然出会ったのがカンボジアでした。
当時は、首都プノンペンからバスで約3時間ほど離れたコンポントム州やコンポンチャム州などの農村部の小学校に対して、学校増設や本・ノートの寄付などの教育支援をしていました。
教育支援の活動をしてはいましたが、現地の子どもたちや先生方に対してできたことよりも、むしろ彼らやカンボジアから受け取ったものの方が多かったように代表の齊藤は感じています。
受け取ったものの方が多いように感じていたモヤモヤは拭えることなく、2年半の学生団体の活動を終えました。
活動を終えたあとは、それぞれが就職活動やバイトに明け暮れる日々が続きました。
しかし、そんな日々を過ごす中でも、学生団体の時に感じていたモヤモヤは拭えることなく、就職活動を通して多くの人の出会いや考え方を聞きながら当時出した答えのひとつが「カンボジアの農村部にオンライン授業を届ける」ということでした。(*当時のことについてはこちらのブログに記載しております↓)
その答えを身近にいた元学生団体の仲間たちに伝え、声をかけ、2020年4月にスタートしたのがFollow Your HEARTです。
今は、「カンボジアの農村部」という漠然とした対象者ではなく、愛センターに通う子どもたちを対象に、教育面を中心とした支援を進めています。
絵画イベント第1回の詳細はこちら↓
https://drive.google.com/file/d/1PwrJQvBmi-_DIvgn3pmSPbchrPQvPwqE/view?usp=sharing
2回目以降のワークショップは現在開発中です。
How donations are used
皆様からいただいたご寄付は、絵の具や画材の購入費、組織基盤の強化費としてオンラインツール使用費・顧問税理士費などに使用させていただきます。