
事業の目的



帆船日本丸の保存事業
帆船日本丸は、国指定重要文化財として船体を美しく保存し、お客様に快適かつ安全に見学して頂けるよう、冬季には1か月程度公開を中止して船体整備を行っています。また、ボランティアの方々の協力を得て真鍮みがき、甲板の清掃や補修、船内各所の塗装などの作業を日々行っています。
帆船日本丸の公開事業(展帆)
帆船日本丸は1985(昭和60)年4月横浜で公開がはじまり、多くの市民や観光客の方々にご来場頂き、この間の入場者数は、550万人を達成しました。ボランティアとともに年間約12回の展帆(帆を広げること)を行い、通算では400回以上実施して、帆船としての雄姿をお見せし、大勢のお客様に喜ばれています。
帆船日本丸練成事業(海洋教室、研修等)
帆船日本丸での訓練や生活を体験できる海洋教室にはこれまで38,000人を超える参加者があり、特に小・中学校の学校教育で活用されています。半日、1日、1泊2日の3コースがあり、ヤシの実を使った甲板みがき、ロープで様々な結びに挑戦する結さく訓練、カッターボートを漕ぐ体験などを行っています。また、企業研修の場としても活用していただいています。
事業の必要経費
帆船日本丸の保存事業
年次船体整備では、船体・マスト・ヤードの塗装/帆の点検、補修/帆の作製/帆走ぎ装(ロープ、ワイヤー等)の更新/救命艇及びカバー類の清掃などを行っています。
帆船日本丸の公開事業(展帆)
寄附金はボランティアによる活動の環境整備や、スキルアップのための研修事業などに活用させていただきます。
帆船日本丸練成事業(海洋教室、研修等)
船員を養成する練習船であった帆船日本丸を活用し、次世代を担う人材を育てる教育活動を行っています。みなさまのご支援をお願い申し上げます。