私たちの取り組む課題
【取り組んでいること】
私たち保護者は、子供を安全・安心に育てる虹の子学童クラブの場づくりを目指しています
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虹の子クラブは保護者が一体なって運営している学童クラブです。
共同運営だからこその大変な一面もたくさんあります。
・資金管理
・子供のおやつなどの準備
・建物の安全管理
・指導員雇用、関係性構築
その、課題は数えきれないほどあります。
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保護者で学童クラブを運営していくのは正直大変です。
ただ、その一方で皆で行う充実感ややりがいも多くあります。
虹の子は放課後保育をする「だけ」ではありません。
子供の豊かな心身を育むため、様々な取り組みがなされています。
・季節ごとのイベント
・けん玉・酒蓋コマ・かまぼこおとし・マンカラ・将棋
・鬼ごっこに虫取り、水鉄砲大会
・夕食会
・親子交流会
・キャンプ、合宿
・地域のお祭り
・会議
・高学年組織
合言葉は「ぼくらは遊びのプロなんや!」です
また、子供「だけ」でもありません。
保護者運営組織として保護者同士が保護者会を通じて、共に成長できる場を目指しています
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虹の子五つの原則
「学びあいの原則」
子育てに科学とロマンをもつ。
「客なしの原則」
保護者すべてが支え合い、運営にすべての保護者が関わる。
「地域開放の原則」
地域に開かれた学童保育所であり、地域の人たちに支えられる学童保育を目指す。
「遠距離通所に配慮した運営」
遠距離から通所する子供たちは、特に通所に負担がかかってくる。その子供たちに配慮した運営のなかで、退所する子供たちをなくしていく。
「指導員こそ宝」
指導員の生活と成長を保障する。指導員の安定した生活と成長なくして、子供たちの安定した放課後の生活と成長の保証はあり得ない。
スローガン「里芋のような親になろう」
豊かな指導力ある指導員とともに、日々の子育てと保護者会活動を通じて、親も成長できる場として、みんなで協力して運営しています。
なぜこの課題に取り組むか
虹の子クラブは、「ただ、安心・安全に子供を預ける場」ではありません。
小学校とは異なった
「学年を超えた関わり」「子供中心の会議を通じた協調性などの育成」
「本気で遊びに没頭できる環境」「おやつをみんなで食べる喜び」「あだ名・呼び捨てで呼び合う近い関係性の育み」
数えきれないくらいの経験と心身の成長を目的にしています。
また、私たち親同志においても
月に一度の子供抜きの保護者会による真剣な議論、
キャンプやお祭りなどの親子イベントを通じた同じ子供を育てる親同士の気軽なコミュニケーションの場づくり
を大事にしています。
現代で課題になりがちな関係の希薄さや心の鈍化に目を背けることなく、
そこに積極的に向き合い、解決していく姿勢・行動力が虹の子クラブにはあります。
その精神は、指導員だけが担うのではなく、保護者と分け合い、子供たちの心を育む糧や想いにつながっています。
寄付金の使い道
寄付をいただいた資金については、
大事にお預かりをし、虹の子の子供達がよりキラキラと輝ける居場所づくりのために使用させていただければと考えております。
虹の子クラブ大きな課題のひとつに、建物の老朽化がありました。
もう20年近く老朽化による建て替え・移転を検討してきましたが、2022年決して安くない金額を耐震工事に使うと決断・実施いたしました。
本来は、予め寄付の募集を実施し、資金がきちんとまとまってから行うべきかもしれません。
ただ、「子供達の命」に、いつ訪れるか分からない地震や災害に備え、資金理由で「待った」をかけるべきではないと判断をしました。
安心・安全に過ごせる場づくりは私たち運営者であり保護者の責任だと感じているからです。
おかげさまで、壁面への耐震工事は無事行われ、建物の耐震性が備わりました。
(中身は古く懐かしい虹の子クラブのままです。)
今回の耐震改修工事では数百万円の自費負担が発生および既に拠出しています。
順序が逆になってしまいますが、その拠出額の負担を軽減すると共に
こども達の未来のための運営費としての寄付をお願いいたします。
(写真は工事前・工事後・変わらない室内写真です)